リスティング広告営業が強くなるハック7選

僕自身、数年前はSEM施策者ではなくSEM代理店とやり取りをするディレクター側だったので、今までに様々なリスティング広告営業を見てきました。

当時でも多くのアカウントを複数のSEM代理店に任せていた為、一通りの営業は見ていますが営業にもやはり取れる営業と取れない営業がいるのを痛感しました。

そんな内側も外側も経験した僕が、リスティング広告営業が強くなるハック7選を今日はお届けしてみます。

リスティング広告営業が強くなるハック7選

  1. リスティング広告の本を読む
  2. 業界用語に強くなる
  3. 実際に運用しないまでも、工程を知る
  4. リスティング広告のロジックを知る
  5. SEOを学ぶ
  6. ランディングページ最適化(LPO)を知る
  7. アクセス解析を学ぶ

リスティング広告の本を読む

商品を売る営業であれば、商品を知ることから始めなければいけません。最低限知識は蓄えてアピールできるようにしていきましょう。

担当者であればSEM:検索連動型キーワード広告 Googleアドワーズ&スポンサードサーチ対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則Yahoo! Googleの検索連動型広告を最大限に活かす SEM 成功の法則位は最低限読んでおくべきです。

リテラシーがある広告担当者は本を読んでいるので話題を振りやすいです。

業界用語に強くなる

これは自分がCPA,CPC,CPO,CVRなどを連呼する為ではありません。相手が話す言葉を最低限理解する為です。そして専門用語を覚えておけば広告担当者の知識レベルに合わせて会話ができます。

広告担当者の経験が浅そうであればCPAは顧客獲得単価といい、CPCは1クリックあたりの単価というべきです。見境なく専門用語を連呼する営業は『取れない』営業です。

実際に運用しないまでも、工程を知る

営業担当者が実際にアカウントを運用するのは時間的に厳しいでしょう。しかしながら実際に運用している施策者から工程を聞きだすくらいは簡単です。アカウント開設の工程、作業の工程等は最低限学んでおきましょう。解からないことは施策者に予め聞いておく。見込み客はこの『流れ』を必ず聞いてきますので、始めから施策の流れが解かれば迷いなくお客さんとお話ができます。
 

リスティング広告のロジックを知る

何故クリック単価が下がったのか?何故今月はコンバージョン数が下がっているのか?こういった要因を話せなければリスティング広告営業としては成り立ちません。
また『今現在の代理店はcpc55円になっているから、御社にはそれ以下でもっとコンバージョン数を上げて欲しい』といった細かい要望にも即答できるようになります。ずばりこの切り返しの速さは武器になります。

ここで重要なのは『出来ますよ』と回答することではなく、『こういった施策を行えばこういった成果を出せる可能性がある』と伝えることです。大事なのは『出来る』ではなく、それまでの『工程』です。

SEOを学ぶ

リスティング広告は総じてSEOを比較されます。これは避けても避けられないので、SEOのメリットとデメリット、リスティング広告のメリットとデメリットを最低限把握していれば、普通のリスティング広告営業より『出来る』リスティング広告営業と見てもらえます。

御社がSEOサービスも提供していればかなりの確率でSEOも受注できる場合があります。クライアントは『出来る』会社に一元管理してもらいたいと思っている場合が多いです。

ランディングページ最適化(LPO)を知る

物凄いダサいサイトにリスティング広告を撃つ場合、予めリスクを提示しておく必要があります。どんなに良い商品でも悪いページにリスティング広告を撃っては劇的なコンバージョンは見込めません。ランディングページ最適化の知識がない場合、リスティング広告のせいにされても改善案が浮かびません。

ここでランディングページ最適化の話ができればSEO同様、ランディングページ最適化の仕事も受注することができる場合があります。

※実際には絶対無駄だ、と思うサイトでもびっくりするぐらいコンバージョンをたたき出す場合もあるので、このあたりは要注意ですね。

アクセス解析を学ぶ

今何故売れているのか?何故売れていないのか?をアクセス解析を通して伝えることができます。結果論だけのリスティング広告管理画面だけではなく、より深い改善案などが浮かぶ場合が多々あります。全部みろとは言いませんが、クライアントの簡単な悩みを解決してあげることで仕事がとりやすくなるでしょう。

リスティング広告営業が強くなるハック7選:まとめ

これら7つの事柄を把握していれば営業時の切り替えしで迷うことはなくなりますし、劇的に成約率が高くなるでしょう。そして無理な受注もしなくなりますし、トラブルも劇的に減ります。

全部覚えるのは非常に大変かもしれませんが、上記の7つを学ぶことで成約率が高くなるのなら何も迷うことはないはずです。そしてそこで学んだ知識は確実にプラスになります。

執筆/掲載記事

▲