完全一致を使う3つの理由
断然部分一致派の私ですがここ最近は完全一致を多用する機会がかなり増えてきました。
そんな中で何故完全一致を使い出したのかの経緯を書き出してみます。現在部分一致で運用している方の一つの選択しとして参考にして頂ければと思います。
リスティング広告で完全一致を使う理由
- コンバージョンを獲得しすぎてもよくない場合
- 予算が限りなく制限されている場合
- ユーザーの質を上げたい場合
1,コンバージョンを獲得しすぎてもよくない場合
世の中は不条理なものでどれだけコンバージョンを取りに行っても報われないビジネスがあります。それは以前に記事にしたこともありますが、オーダーメイドなどの工数が限られた商品だったり、どんなにコンバージョンを獲得しても利益に直結しないビジネスなどが上げられます。
毎日一定のコンバージョンやお問い合わせだけあればよい、というなんとも言いがたい部分ですが、こういった場合は訴求を広げても勿体無いだけなので、完全一致で的を絞って調整してみましょう。
2,予算が限りなく制限されている場合
どう考えても1ヶ月の運用には適していないリスティング広告予算だけど、1ヶ月間で満遍なく広告表示を行っていたいという場合も完全一致で無駄な場所に露出させない施策で対応しましょう。
3,ユーザーの質を上げたい場合
部分一致の良いところは訴求幅の広さです。ユーザーは私達が考えられないような突拍子もないキーワードで検索をかける場合が多く、部分一致は上手に設定することでそれらを網羅できます。
しかしながらそれとは逆に、私達が考えられないような突拍子もない全く関係ないキーワードで検索をかけ、部分一致に接触する場合があるので、多少なり無駄なクリックも発生してしまうのは事実です。
そういった少しの無駄でも排除し、検索範囲をセグメントしてユーザーの質を上げるためには完全一致は必要不可欠になります。
完全一致を使う3つの理由:まとめ
上記の要に、完全一致はユーザーをセグメントしたり、質を上げたりなどで使用するとよいでしょう。また、予算が限られているときに非常に有効に働くのが完全一致だったりします。
完全一致と部分一致を組み合わせることで、よりリスティング広告の最適化に結びつくことが多いです。
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