これまでにも何度も知らず知らずのうちにバージョンアップしているGoogle AdWordsのキーワードツールだけど、今回もこれまでに見られなかった機能を携えてバージョンアップしたようだ。

これまでは指定のキーワードやウェブサイトのURLなどの入力から関連キーワードを洗い出すのが主流だったが、今回は「カテゴリー」枠が表だって出現した。


上図のようにホテル関連のキーワードを洗い出したい場合、カテゴリー枠に「ホテル」と入力するとサジェストが働き、ホテル関連のカテゴリーが表示される仕様だ。特定のカテゴリーを選択して、検索すればその選択したカテゴリーに沿ったキーワードが表示される仕様だ。

ここまで来ると勘のいい方は既に察しているだろうけど、このカテゴリー機能、恐らく使う機会はあまりないだろうと思う。キーワード欄に「ホテル」と入力するのとカテゴリー枠に「ホテル」と入力するのとではそんなに差があるかといえばかなり懐疑的だ。

ただし、こういった常に改善されていくGoogle AdWordsの姿勢は利用者としてはうれしい限りであることは言うまでもないだろう。

尚、古いGoogle AdWordsのキーワードツールを確認したい方は以前書き出している記事で紹介しているので参考にしてほしい。

参考：失敗しないキーワードの発想方法と　Google AdWordsキーワードツールの使い方：MarkeZine