簡単にオーバーチュアの品質インデックスをあげる方法

 オーバーチュアでリスティング広告の施策を始めた頃は品質インデックスが気になって気になって仕方が無かったんですが、リスティング広告に慣れてくるとあんまり気にしなくなるのがこの品質インデックス。何故気にしなくなるのかというと、品質インデックスが4でも5でも『どのくらい差があるわけ?』という問題に陥ってしまい、『まぁ3を維持してれば…』という感覚になりますよね。

品質インデックスをあげるメリット

品質インデックスをあげるメリットは『低価格で上位表示が可能』という部分。これにつきます。

オーバーチュアの品質インデックスをあげる方法 (具体策)

まず、キャンペーンを作成し、『広告グループ1』を1週間程度運用します。そうすると、どの広告文が効果があって、どの広告文がよくクリックされるのかがはっきりと見えてきます。またそれはキーワードも同様です。クリックされるキーワード、クリックされないキーワード、一つの広告グループ内には必ずと言っていいほどそういうキーワードが表れます。

そういった場合は、クリックされないキーワード群を『広告グループ2』を作成し移行します。『広告グループ1』にはクリック率の高いキーワードが残り、クリック率の悪いキーワードがなくなっているので、しばらく運用すると必然的に品質インデックスは向上します。これを数回繰り返すと、どんどん品質インデックスが4~5の広告グループが発生し、結果的に素敵な広告グループに変貌していきます。

尚、『広告グループ2』に登録されているキーワードは『広告グループ1』内では落ちこぼれキーワードでしたが、この落ちこぼれ『広告グループ2』はまだ落ちこぼれてない場合が多いです。

品質インデックスの向上に必要不可欠なのは、キーワードと広告文の親和性です。検索されたキーワードが広告文に入っていることにより、ユーザーは『自分が検索した答え』が書かれている広告文をクリックされやすくなることはもはや説明不要ですね。よって、落ちこぼれ『広告グループ2』にあった広告文を作成し登録してあげることで、『広告グループ2』を成長させてあげればよいのです。

 

そんな『広告グループ』を分けるとかメンドクサイわ!と思った人に。

おっしゃることはよくわかります。ではそんなときに対処法として、主要キーワード群のみ、上記の様な『広告グループ』を分けていく手法を試してみましょう!劇的に品質インデックスが上がっていくのを目の当たりにすると、主要キーワード群以外のグループも必ずいじりたくなりますYO。

簡単にオーバーチュアの品質インデックスをあげる方法 補足

これは筆者の経験則ですが、上記の施策を見る限り『広告グループ1』が一番いいコンバージョンを生み出すように思えるんですが、意外に素晴らしいCPAでコンバージョンを継続的に生み出すのは『広告グループ2』や『広告グループ3』だったりします。ここがリスティング広告の面白いところですよね~。是非是非上記の手法を試してみてはいかがでしょうか?

グーグルアドワーズには広告文の品質インデックスがない。

グーグルアドワーズには品質インデックスの変わりに、キーワードごとの『品質スコア』があります。これらは上記に書いたオーバーチュアの品質インデックスの向上施策を行うことにより改善が可能です。

極端な話をすればグーグルアドワーズはキーワードごとの『品質スコア』が用意させているので、キーワードごとの広告グループを作成すればもっと素晴らしく改善されるのかもしれないですね。

※途方も無い作業なので僕はやりませんが…。。。

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