グーグルアナリティクスでメールマガジンからのアクセスを図る方法

ECサイトに限らずWebサイトを運営していると少なからずメールマガジンを撃つ機会が出てくるかと思いますが、メールマガジンからの流入をグーグルアナリティクスで計測する方法を書き出してみます。

グーグルアナリティクスでメールマガジンからのアクセスを図る方法

パラメータをつける方法

一番オーソドックスな手法です。例えば僕のブログが8月11日にメルマガを出した場合、下記の様な形でURLにパラメータをつけて飛ばすことでクリックしたユーザーを計測できます。
parameta

計測方法はまずグーグルアナリティクスにログインし、【コンテンツ】-【上位のコンテンツ】-【下部の検索窓にmail0811】とすればどのくらい流入してきたのかが把握できます。
mailmagagine

この手法は昨日の記事にあるさすが!と言わせるGoogle Analytics徹底攻略術 持丸 浩二郎 ~感想~に記載されていた手法なんですが、これだとコンバージョンが測れないんですね。
※加筆修正しました。サイト内検索で設定すればコンバージョンを測ることが可能です。詳細はこの記事の一番下です。ブログなんかのメルマガには良いかもしれませんが、ECサイト等のメルマガには向いていません。

Google Analytics URL 生成ツールを使用する方法

これは以前にグーグルアナリティクス(Google Analytics)でオーバーチュアを計測する方法をご紹介しましたが、このovertureと記載してある部分を任意の物に変換するだけで、簡単にURLが生成できます。

しかし、Google Analytics URL 生成ツールを使用するとどうしてもURLが長くなってしまいます。そこでお薦めなのがbit.lyを利用する方法です。bit.lyの使い方などはリアルアクセス解析さんの方をご覧下さい。僕はこのGoogle Analytics URL 生成ツールで作成したURLをbit.lyを使って短く作成します。するとこんな感じ。
bitly

このbit.lyで生成された短いURLをメルマガに送るようにすれば、Google Analytics URL 生成ツールで生成されたURLと同じ機能を持ったメルマガを送ることができるので、クリックされた時点でこの場合は【すべての参照元】から【0811】を計測することができ、尚且つこのメルマガからコンバージョンが発生した場合も計測することが可能です。

この手法であればURLが長くて困ることはありません。
※Google Analytics URL 生成ツールで生成されたURLをそのままメルマガで送ると、メールを受け取るメールソフトによって途切れたりしてログインできないなんてことが多々あるので要注意です。

しかしbit.lyは本当に便利ですね。

–2009.8.24 8:30加筆修正–
大内さんよりご意見いただきましたので加筆修正させて頂きます。
?をつける形でも、そのパラメーターをGAのサイト内検索で設定すれば、コンバージョンまで測れます。

?mail=page_url

としておきます。この「mail」をサイト内検索のパラメーターとして設定すると、page_urlの部分がキーワードと判断されて、それぞれのコンバージョンが計測できます。
page_url はメルマガの飛び先のURLや商品番号などを記載する方法が、運用上も楽だと思います。

ということで、bit.lyを使う方法もありですし、パラメータを使う方法もありですね。グーグルアナリティクスのサイト内検索を使用していない場合はbit.lyを使う手法がよろしいかと思われます。

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