品質スコアはコンバージョン率も視野に入れているのか?
先日どこぞのブログで『品質スコアはコンバージョン率も視野に入れているのでは?』という記事が出ていたので僕が解説してみたいと思います。
アドワーズの品質スコアはコンバージョン率も計算しているのか?
正解はNOです。断言してもよいですが、アドワーズはコンバージョン率は計算していません。
何故そんなことがアドワーズの人間でない僕が解かるのか?それはコンバージョン率は簡単に操作ができるからです。
実際にアドワーズやオーバーチュアを運用なさっている方は薄々感づいたかもしれませんが、コンバージョンタグは自分の好きなポジションに配置することができますのでコンバージョン率は各個人レベルで操作できます。そうすると簡単に品質スコアがあがってしまうことにもなる。
そんな簡単にユーザーが操作できることをアドワーズが見逃すわけがありません。だからアドワーズの品質スコアはコンバージョン率を考慮することはありません。※そのうち技術がもっと発達してできるようになる可能性はあります。
アドワーズの品質スコアはどうやって決まるの?
この問いは鷲見さんの品質スコアを決めるのに大切な要因とは?という記事が非常に解かりやすいのでそちらもご覧になりながら、ちょっとだけ引用したいと思います。
アドワーズの品質スコアを決定する要因は下記の3つが大きな要素を占めています。
- クリック率
- ランディングページ
- 関連性
僕の経験則だとやはりクリック率は高いに越したことありませんが、最近は関連性とランディングページが重要度を増しています。【テキストやページボリュームが少なすぎるページ】=【内容の薄いページ】はグーグルスラップを受けやすいですし、関連性の薄いキーワード(ロングテールキーワードなど)は明らかな制裁を受けます。
ともあれ、品質スコアを向上するのは大事ですが過剰に意識しすぎるとろくなことにはならないので、まずは通常通りに運用してある程度余裕ができたら品質スコアの改善に取り掛かるのがよいでしょう。
一番大事なのは品質スコアではないですからね。
尚、今回はアドワーズの品質スコアについて書いてみましたが、アドワーズの品質スコアとオーバーチュアの品質インデックスは品質を構成する定義が違います。簡単にオーバーチュアの品質インデックスをあげる方法にオーバーチュアの品質インデックスを上げる方法が書いてあるのでそちらもあわせて参考にしてください。
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