リスティング広告の始め方:キーワードの探し方

原点回帰ということでしばらくはまずリスティング広告の初歩からの内容を書き出したいと思います。よく考えるとこのブログに移行してからはテクニックのことだったり、ちょっとした技なんかしかお届けしてなかった気がするので、しばらくシリーズ化してお送りしてみます。

リスティング広告のキーワードの探し方

キーワード作成は”頭”で考えるには限界があるため、これは様々なツールに頼りましょう。ともあれ、アドワーズのキーワードツールだけでも十分です。
キーワードツール

ほとんどの場合、アドワーズのキーワードツールだけでキーワード作成が可能です。アドワーズのキーワードツールのデータソース元はGoogle・またはGoogleの検索パートナーなので一番信頼性の高いツールになっています。 

月間グローバル検索ボリュームやローカル検索ボリュームなども表示されますが、これらは100%のデータではありませんが、個人的に信用できる数値です。

アドワーズのキーワードツールの使い方

上図の※1に任意のキーワードを入れます。複数も可能ですが出来るだけ絞ったキーワードにするのがベストです。

その際に※2の【類義語を使用 】という部分にデフォルトではチェックが入っていますが、ロングテールキーワードを見つけ出したい場合などはそのままでよいでしょう。絞ったキーワードでだけ探したい場合はチェックを外しましょう。

すると、ずらーっとキーワードが出てくるので、ココからは目で必要な物だけ拾っていきます。アドワーズのキーワードツールの優れた部分はこれらのキーワードをテキストやCSVでダウンロードが出来るというところですが、個人的には主要キーワードに”付属するキーワード”を拾っていくのでダウンロードはせず、ひたすら【Ctrl+C】でコピーして自分のエクセルに入れていきます。

また、アドワーズのキーワードツールでは※3の【ウェブサイトのコンテンツ 】にラジオボタンをチェックを入れて、リンク先URLを入力して検索をかけると、そのリンク先URLにはどういったキーワードが最適なのか?を教えてくれる機能もあります。

この機能は結構突拍子も無いものを吐き出すので要注意ですが、意外に思いつかなかったキーワードも選出してくれるので、ロングテールキーワードを作り出すときには重宝します。

こんな形でキーワードを見つけ出したら、主要キーワードと掛け合わせて基本的にはキーワードの完成です。商材や予算によっては数百で完結するもの、数万でもたりないもの様々ですが、より多くのキーワードを見つけ出すには”視点”をかえることが重要です。

除外キーワードも見つけ出す

上記の方法で有効なキーワードを探し出している場合に、必ずといっていいほど波状する余計なキーワードも選出されます。それらのキーワードは無視するのではなく、除外キーワードとしてピックアップしておきましょう。後々役に立ちます。

アドワーズのキーワードツールだけでよいのか?

中にはFerretプラスなんかをお使いの方もいるようですが、Ferretプラスのデータソース元は開示されておらず、何のデータなのかさっぱりわかりませんのであまり当てにはしない方がよいです。キーワードの組み合わせなんかの1アイデアとして使用するのはありとは思いますが、僕は滅多に使いません。

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