Yahoo!リスティング広告がより使いやすく!12月からガイドラインを変更

あまり速報的な内容は取り扱わないようにしていたのですが、先日、Yahoo!リスティング広告が12月からのガイドラインを変更したことはさまざまな箇所で取り上げられていますね。
参考:根拠のないランキングのアフィリサイトはNG Yahoo!リスティング広告が12月からガイドラインを変更

このガイドライン変更の大目玉は“根拠のないランキングのアフィリエイトサイトは広告出稿がNG”になるという部分ですが、このガイドライン変更がさまざまなサービス、業種に良い成果をもたらす可能性がありそうです。

根拠のないランキングのアフィリエイトサイトって?

あまりなじみのない方もいるかもしれないのでサラッとおさらいしてみましょう。

根拠のないランキングのアフィリエイトサイトとは、代理店さんやWeb制作会社さんがサービスを提供している場合が多く、多くの場合はWebデザイナーの空いている時間に作成する場合などが多いようです。

つまり勝手にランキングを作成し、成功報酬体系などでクライアント側から受注します。自社内でそのランキングサイトにリスティング広告を出稿し、契約しているクライアントサイトへユーザーを流すことになります。

特定の検索キーワードで検索をかけた場合に広告が表示されるようになり、広告枠の占有率を上げてより多くの見込み客を誘導させるという仕組みですね。

これの何がいけないのか?という部分が今回の論点なのですが、まったく根拠がなく、報酬の大きさやサイト運営者の主観でランキングされているものは有害であるということで、“根拠のないランキングのアフィリエイトサイトは広告出稿がNG”とされたわけです。

Yahoo!リスティング広告がより使いやすく!12月からガイドラインを変更/まとめ

これらの決定により、ランキングサイトが上位を占めているような業種では大きく費用対効果が変動する可能性があります。
とある業種では上位1-3位までがランキングサイトである場合なども少なくなく、そういった業種の方々は今後より一層Yahoo!リスティング広告がより使いやすくなるでしょう。

また、Yahoo!リスティング広告がより使いやすくという意味では、先日のYahoo!リスティング広告からアービトラージサイトが排除されている件についても同様です。

ちなみに今回の決定も、アービトラージサイトが排除されている件についても、Googleの提携とは全く関係がなく、Yahoo!リスティング広告独自の取り組みであるということです。
今後も更にYahoo!リスティング広告がより使いやすくなっていくかもしれないですね。

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