「リスティング広告の情報ってどこから得てるんですか？ネタってどこから拾うんですか？」

そんな質問が多い季節ですね。特に新入社員でリスティング広告を取り扱う部署に回された方々は日々試行錯誤していることでしょう。先日の大阪の出前セミナーでもこういった質問をいくつか頂いたので、経験者でも情報のキャッチアップには頭を悩ませているようです。

リスティング広告はYahoo!リスティング広告、Google AdWords共に日々進化が激しく、情報を仕入れるだけでも多大な労力がかかると思われがちです。ただし、こんなインターネットなご時世ですから情報収集自体はさほど難しいものではありません。

リスティング広告は狭い業界ですが、インターネット上に上げられる情報量は日々増加し続けています。これらを手動でキャッチアップするのはほぼ不可能。そんな時、今回ご紹介する機能や手法などを利用して賢く情報収集してみましょう。

リスティング広告情報収集方法

Googleアラート

文字通りGoogleが提供するサービスであり、選択したキーワード(単語)などのウェブやニュースの更新に関して電子メールまたはフィード（RSS）で通知するサービスです。一度登録してしまえば、リアルタイムでウェブ上に上がった情報のうち、一定の条件を越えたものを送り続けてくれます。ちょっと古い記事ですが詳細はGoogleアラートの使い方から確認してください。

例えば、リスティング広告における専門用語(Google AdWords、アドワーズ、Yahoo!リスティング広告、スポンサードサーチ、ディスプレイネットワーク、コンテンツターゲット、etc…)などを片っ端から登録してしまうのが吉です。

ブログ

業界関係者が日々情報を書き出しています。当ブログもその1つとしてカテゴライズされると大変うれしいわけですが、その他にも信頼性のあるブログはいくつかあります。

1. グーグル アドワーズ ラボ
2. SEMリサーチ
3. Inside AdWords-Japan
4. Yahoo!リスティング広告 公式ブログ

先出しのGoogleアラートを利用するとその他にも更新を続けているブログを見つけ出すことができると思いますよ。

また、それぞれのブログをキャッチアップするのが面倒だ、という典型的なめんどくさがり屋さんには私たちが運営するリスティング広告のコミュニティーであるLIC内のリスティング広告トピックが便利です。

ここでピックアップされるものはLICのスタッフが内容を目視で確認した上でアップされているので、一定のフィルターを通過した情報のみが日々追加されていきますよっと。

Twitter検索

どうしてもリアルタイムでの情報がほしいの！という我儘なあなたにお薦めするのはTwitter検索です。

Twitter上の検索機能を利用して、特定のキーワードで検索をかければこのキーワードについてつぶやいているユーザーのつぶやきを収集できます。また、頻繁に検索をかけるようなキーワードは検索メモとして保存しておくことが可能です。

新入社員に送る、手軽で簡単なリスティング広告情報収集方法/まとめ

今回は情報を収集する方法をお伝えしました。これらを実践すれば膨大な情報の波に飲み込まれることは必至です。特にGoogleアラートとTwitter検索では不本意・不適切な情報が膨大に日々検出されるでしょう。これだけさまざまな情報が飛び交う中で、中には誤った情報が”あたかも真実のように”語られていることも非常に多いのがリスティング広告業界です。

そんな業界ですから、膨大な情報量の中から精度の高い情報を精査する眼が重要になってくるのは言うまでもありませんね。”何が正しくて、何が誤っているのか？”その精査する眼を鍛えるのは今回ご紹介した機能や手法ではなく、あなた自身です。