リスティング広告やアクセス解析やSEOの事を調べるときには更新日時を確認しよう

ずっと書こう書こうと思っていたんだけど中々形に落とし込むのを忘れてしまっていたんですが、先日@ysm_mikaさんが至言とも言える発言をされていたのでピックアップ。

アクセス解析・リスティング広告関連でぐーぐる先生に訊く時は、「更新が1年以内」に絞り込むのがお勧め。古い情報に基づいてしまうと動かなくなってしまう。1年以内でも古い時がしばしば…。

あい、ごもっともです。僕も含め実際に情報などを書き出している方々に悪気があるわけではないのですが、6年以上も書き溜めていると仕様変更の多いSEOやリスティング広告やアクセス解析業界では過去記事を編集し続けることってほぼ不可能に近いんですよね。

だからこそ、検索をして一定の答えを見つけることができれば、それらの書かれた日時を確認し、その上で現在の仕様も変わっていないのか等を確認する必要があるんですよ。未だに3年くらい前の記事に「これ本当ですか?」みたいなコメントが来て毎回悶絶している僕が言っているんだから間違いないです。日時はしっかりと確認したほうがよいです。

※リスティング広告やアクセス解析やSEOの情報だけに限らないですけどね。

ブログのようなストック型コンテンツは”蓄積”による恩恵がある一方で、このような誤認識が起こってしまうリスクもあるのですね。

受け取る側の問題では?という方もいるかもしれませんが、僕はそれはちょっと違うと思います。断片的な情報だけを鵜呑みにしてしまうという方々が世の中の9割くらいなんじゃないかなと思ってる自分としては、この問題は実は根深いなぁと思うわけです。だからといって現実的な解決策を導き出すのは容易ではなさそうですが…。

つまり、現代のような世の中においては、情報というのは発信する側に大きな責任がありますが、受け取る側にも最低限受け取る準備をしておく責任があると僕は思います。これは書籍やセミナーなんかも一緒かなと。まぁ、これを”責任”と呼んでいいのかどうかはまた別次元の問題ですが。

僕は記事を書いたり人前で話したりする以上、発信する側として出来るだけ誤認識されないように前提条件を踏まえて書き出したり話したりしているつもりですが、情報が独り歩きしていくこともあります。こればっかりはどうにも避けられないんですけどね。(僕がセミナー資料をアップしないのはその為です)

長くなったので簡単にまとめちゃうと、人の言うこと鵜呑みにしないでどんな情報でも一時情報に触れろ(先日のa2iでの講演時の安宅さん曰く)、ということですね。

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ちなみに、そんな素敵な至言をされた@ysm_mikaさんがa2iでセミナーやりますよ。

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