動的リマーケティングをGoogle アドワーズのすべてのユーザーに提供開始


「走行距離2万キロ、4年落ちのレンジローバーを見ていたら、別のサイトで見たことがあるレンジローバーに追いかけられていた…。」

なんてことはありませんか?それはこれまではCriteoであったり、サイジニアのデクワスADだったかもしれません。

これらを利用するには別途費用が必要となっており、最低保証金額も決して少ない金額ではないレベルで設定されていました。

ところが、今後これらとほぼ同等の機能を、Google アドワーズユーザーであれば利用できるようになります。
※勿論、クリエイティブの高さや自由度という面ではcriteoやデクワスADに軍配があがることは間違いありませんが。


動的リマーケティング(dynamic remarketing、ダイナミックリマーケティングとも呼ばれる)の日本語のヘルプはまだ用意されていませんが、日本でも既に利用可能です。

動的リマーケティングを利用するにはGoogle アドワーズとGoogle Merchant Centerをリンクしている必要があります。[新規キャンペーン作成]→[ディスプレイネットワークのみ-リマーケティング]とすると、「動的リマーケティングを有効にする」という項目が出現します。

この後新たに動的リマーケティングタグが発行されるのでそれをサイト上に導入する必要がありますし、Google Merchant Center上のデータがどのようにレイアウトされるのかを選択する項目も出てきます。その他にもさまざまな細かな設定が可能です。これの設定を終えれば動的リマーケティングが発動します。

多品目を扱うECサイトなんかはこれらを導入することで、これまでとは全く異なったレベルのパフォーマンスを出すことが可能です。

気になる方は以下よりどうぞ。
参考URL:Reconnect with site visitors using beautiful, customized dynamic ads

まだ英語のヘルプしかありませんが、設定したいぞという方は以下よりどうぞ。
参考URL:https://support.google.com/adwords/answer/3122586?hl=ja

執筆/掲載記事

▲