社長に見せるアクセス解析ツールWebAnalyst「ウェブアナリスト」を使ってみた

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先週ECstudioよりリリースされた、社長に見せるアクセス解析ツールWebAnalyst「ウェブアナリスト」を早速導入&使ってみましたので感想を書き出したいと思います。

WebAnalyst「ウェブアナリスト」は非常にプロモーションや開発に力を入れているようで、twitterもやっていたりするので妙に親近感が湧いています。WebAnalyst「ウェブアナリスト」twitterはこちら。

この記事はSEM目線の僕がWebAnalyst「ウェブアナリスト」について語っているので、他の方の目線とは少々異なることがあるかもしれませんし、ここに書き出している内容が全てではないことをご了承下さい。詳細はWebAnalyst「ウェブアナリスト」で御確認下さい。

社長に見せるアクセス解析ツールWebAnalyst「ウェブアナリスト」:感想

まずは使用感からですが、非常に見やすい、使いやすい、軽い等が上げられます。そしてやはり何よりも画面が綺麗で今までのアクセス解析ツールよりも見やすくなっています。これだけでも導入を検討する余地はあるかもしれません。

またWebビーコン型のアクセス解析となっており、データ保管期間は25ヶ月間、解析結果はリアルタイムで確認できるようです。更に異なるドメイン間であってもデフォルトのタグのままで計測可能ということで、これはちょっと凄いかも。。。

WebAnalyst「ウェブアナリスト」の売り

しばらく使ってみて僕が得た感想は下記の3点になります。

1,成果状況が詳細に把握できる
2,リスティング広告との共存が容易
3,見やすい、解かりやすい、社長を口説きやすいw

成果状況が詳細に把握できる

社長に見せる!というだけあって成果に紐付いた分析が明確で解かりやすいです。「アクセス数増えました、オーバーチュア調子いいです」で「売りあがっているの?」という社長なんかが相手であればこのツールは無敵かもしれません。

目標レポートで現在目標をどのくらい達成しているのか?なんかは非常に優れた機能かもしれません。
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リスティング広告との共存が容易

高価なアクセス解析とは違って特にパラメータを設定する必要はなく、WebAnalyst「ウェブアナリスト」側で自動的にオーバーチュアとアドワーズからの流入を把握してくれるので、他のアクセス解析との併用が容易です。また、他のアクセス解析用にパラメータを設定したURLでもきちんと分別してくれているのは嬉しい仕様ですね。

見やすい、解かりやすい、社長を口説きやすいw

これは管理画面全体に言えることですが、ほとんど迷うことがないです。その為、管理画面をそのまま社長に渡しても理解してもらえます。成果のレポーティングが容易になるということは、僕らにとってはすばらしいことですねw

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※成果の上がった訪問回数、地域も見ることができます。※

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成果の上がった曜日、時間帯も容易に見ることが可能

WebAnalyst「ウェブアナリスト」の弱点

様々な利点を書き出しましたが弱点もあります。非常に見やすく、アクセス解析に今まで抵抗があった方も容易に参入しやすい仕様になっているのがWebAnalyst「ウェブアナリスト」ですが、正直このアクセス解析だけでは不十分な印象を受けました。成果を重要視しすぎてそのほかの重要な部分が隠れすぎています。

例えば、キーワードごとの平均ページビューであったり滞在時間などが見えないのは非常に痛い。この時点でリスティング広告の運用には適していないアクセス解析になります。

また、成果が上がっていないキーワードなども追う事が出来ない為、サイトリニューアルなどにも適していません。

WebAnalyst「ウェブアナリスト」はあくまで【社長に見せるアクセス解析ツール】であり、その筋の専門職の方がみるアクセス解析ツールではないと思います。※勿論そういうユーザーを狙ってないと思いますが。

社長に見せるアクセス解析ツールWebAnalyst「ウェブアナリスト」:感想まとめ

リニューアルやリスティング広告最適化には使えないと書き出しましたが、個人的には他のアクセス解析との併用がベストだと感じます。月額10,500円で利用できるという破格の金額であれば、社長に見せる簡易レポートを作る手間を考えればかなり安いと思いますw

アクセス解析の併用は有料のものを使っている場合は必須ですので、有料、無料と使い分けるセカンド的な利用のアクセス解析としてはWebAnalyst「ウェブアナリスト」は最上のアクセス解析だと感じました。

今なら無料で3ヶ月でもアカウントが利用できるようなのでこの機会に利用してみてはいかがでしょうか?

尚、WebAnalyst「ウェブアナリスト」に関してはリアルアクセス解析さんがアクセス解析エキスパートとしての目線でレビューを書き出していますので、あわせて参考にしてみて下さい。

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