リスティング広告の始め方:表示URLとリンク先URL

リスティング広告の始め方シリーズ第4段:表示URLとリンク先URLのまとめです。あまりこだわっていない人も多い表示URLですが意外な部分で訴求する場合があるので、覚えておいて損はないことをお届けします。

またリンク先URLの細かい設定はコンバージョン率の向上に大きく影響しますので、基本的な設定方法は覚えておきましょう。

表示URLを理解して訴求力をUP

アドワーズとオーバーチュアで表示URLの定義が違うことはあまり知られていません。アドワーズの場合、表示URLはリンク先URLに属するURL出なければいけませんが、オーバーチュアの場合はリンク先URLに依存せず、突拍子もない英数字で登録が可能です。

リンク先URLが【https://sem-labo.net/blog/】の場合、下記のような表示URL設定が可能です。

アドワーズ

  • sem-labo.net
  • sem-labo.net/blog etc…

オーバーチュアの場合

  • SEM-master.com
  • AdWrods.com etc…

上記の様にオーバーチュアの表示URLに制限はありませんので、様々な訴求方法が可能です。やりすぎると無駄なクリックを呼びかねないので要注意ですが、クリックさせるという意味合いでは様々な表示URLを試してみましょう。

筆者の経験だと広告文は全く同じでも表示URLを変更するだけでクリック率は変動する場合も多々あります。

リンク先URLを細かく細分化

複数商品や商材がある場合、先日お伝えしたリスティング広告の始め方:広告文の作り方という記事の中で「広告グループを細かく作成する」という内容同様、広告グループごとにリンク先URLを変更することで、検索クエリ・広告文にあったリンク先URLの設定を行うことでコンバージョン率は変動します。
※詳細はリスティング広告は広告グループを細かく分けて最適化より

リンク先URLに関してはオーバーチュア・アドワーズともに正しいリンク先URLを設定しなければいけません。

表示URLとリンク先URLのまとめ

広告文の文章だけに気を取られがちですが、表示URLやリンク先URLまで気にすることで更なるクリック率・コンバージョン率の向上が見込めるでしょう。

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