2009 年 12 月 26 日

インプレス様よりご献本頂きました、アユダンテさんの伊藤大典さん、安川洋さんが出版されたSEOを強化する技術を早速読んでみました。
SEOを強化する技術:解説
今までも様々なSEO関連本が出されていますし、アユダンテさん自身も何冊も出版されていますが、これまでのSEO関連本よりも更に奥に切り込んだ作品となっており、満足度が非常に高い本になっていると思います。
これまで表に出されていなかったシステムを含めたSEO技術を惜しげもなく記述されているので、中規模以上のサイト運営にかかわっている方々は必読です。
また、読む前の印象は”技術的な記述”が多いのかな?という印象でしたが、キーワードの選び方やカテゴリー設計などの具体的な解説があったりするので非常に読みやすく、分かりやすいです。
かなりページボリュームもある上に、文字が大きくはないので情報量がかなり豊富で読み応えは十分です。
SEOを強化する技術:レバレッジメモ
以下はSEOを強化する技術に書かれている内容をレバレッジメモとしてまとめたものです。
キーワード中心にコンテンツを作成する
今までの「コンテンツ」中心のサイト作りではなく、「キーワード」を中心に「コンテンツ」展開をする、というように考え方を変えていく必要がある。
検索エンジンが正しく判断、評価していこうと考えていること
- そのページが何のテーマについて書かれているのか?
- そのページの他にどんなページがあるのか?
- そのドメインはどんなテーマのサイトなのか?
キーワードとカテゴリーの設計
サイトにあるコンテンツ、商品、情報等を「ユーザーがよく検索するキーワード」に基づいて、そのサイト内での配置を設計する作業をキーワード設計、カテゴリー設計と呼びます。
サイトリニューアルをしなければいけない場合の3つの条件
- キーワード設計、カテゴリー設計が適切でない
- キーワードを適切にページに表現できていない
- システム的な要因で検索エンジンにうまく情報が伝えられていない
URLを設計する際の推奨ポイント
- URLに使用してよい推奨記号は「-」ハイフンと「_」アンダースコア
- URLは全て小文字に統一
- URLの長さはなるべく短くしつつ、可能であればURL中にキーワードを含める
- ディレクトリー階層はなるべく浅くする
- 永続性さえ確保できれば、日本語URLも効果がある
(番外)URLは拡張子ではなく、「/」で終える

キーワード選びの3つのステップ
- 潜在顧客の検索行動を洗い出す
- キーワードの人気度、競合度、可能であればコンバージョン調査
- キーワードをグループ化、優先順位の位置づけ
SEO設計のコツ
ユーザーにとって探しやすいカテゴリーをSEO効果を狙って浅くすそ野を広く、複数軸の組み合わせを実現するには、技術者の協力が欠かせない。設計時点でマーケティング担当者とカテゴリー構造をしっかり検討しておくのが成功のコツ。
Yahoo! Search Technologyの特徴
- キーワード密度を重要視する
- meta要素をみている
- 時間軸が重要
- ページ外の要素も一応みている
- アウトリンクの少ない、オーソリティ的なページを重視
- ページ全体にキーワードが配置されている
Googleの特徴
- フレームは分割して処理する
- 論理的強調要素を好む(h要素や strong要素などを好む)
- ソース上部のテキストを重視する
- meta要素よりもbody要素内うぃ重視する
- クローラーはとても活発
- 更新頻度が早い
- ページ外の要素も重視する
SEOを強化する技術/感想:まとめ
上記に書き出した以外にもアクセス解析の解説から必要性、またあまり書籍化されてないモバイルSEOなどの記載も詳しく書き出されています。
この本はこれからSEOを学ぶというよりは、ある程度SEOの知識を持った方やWeb担当者の方に絶対的に読んでおいて欲しい本だと思います。特にSEO関連でなくでなくても、SEM関連やWebアナリストが読んでも様々な視点から吸収する部分が多いと思うのでお薦めしたいです。
恐らく、今現在Amazonで並んでいるSEO関連本全てを並べた中でも2本の指に入るほどの良書です。
お薦めです。
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2010/01/08 06:43