かなり便利!スポンサードサーチのあまり知られていない6つの便利技

アドワーズがどれだけ新機能を追加しようとも、未だスポンサードサーチ(オーバーチュア、現Yahoo!リスティング広告)を超える施策には中々ならず、スポンサードサーチの使い方や特性を理解していなければ、リスティング広告施策で成功するのは難しいでしょう。

正直、スポンサードサーチはシステム変更や追加が滅多にないので、僕のブログでは最初の方こそスポサードサーチネタも多かったですが、ここ最近は皆無といっても過言で無いほど枯渇しております。ブロガー泣かせ、それがスポンサードサーチで御座います。

そんな中、先日大掛かりなスポンサードサーチのセッティングを行っていた際に、スタッフ間であまり知られていない機能や、気をつけておかなければならない部分などを再発見することが出来たのでまとめてみました。

この記事がスポンサードサーチ活用の糧になることを祈ります。

スポンサードサーチ、6つの便利技

  1. 地域配信データを取得する方法
  2. 表示URLをユニークにする
  3. 1日の予算は多めに設定する
  4. ページ内リンクを活用する
  5. 代替テキストを利用する
  6. 広告文は頻繁に入れ替えない

1,地域配信データを取得する方法

全く知られていないと言ってもいいほど、誰の口からも聞こえてきませんが、スポンサードサーチでデフォルトのまま全国配信してしまうと、地域ごとの細かいコンバージョンやコンバージョン率、インプレッションの回数などのデータを各都道府県ごとに取得することはできません。

面倒でも各都道府県を一つづつ追加して、地域ごとの配信レポートを取得できるようにしましょう。
参照:スポンサードサーチにおける広告配信先レポート作成方法

2,表示URLをユニークにする

スポンサードサーチでは表示URLをユニークにすることができます。僕のブログへリンクしたいのであれば、[sem-labo.net]でなくても、[SEM-LABO.net]でもいいですし、[SEM-labo]でもOKです。

もっととんでもないものでも出稿できてしまいますが、やりすぎてはいけません。
※アドワーズの場合はリンク先URLの上階層やリンク先URLなどでなければいけません。

3,1日の予算は多めに設定する

既に何度かお伝えしていますが、最近、僕のブログを読んでいます!という方のアカウントを触る機会があったときがありましたが、その方の1日の予算は50.000円に設定してありました汗

1日は出来るだけ多目に設定することで、広告配信を抑制する力が弱まり、チャンスロスがなくなります。正しくクリック単価やコンバージョン率が把握されていれば、過剰に予算を使い果たして大損するようなことはありませんので、可能な限り多めに設定しましょう。
※アカウントのセッティング時などのはじめの段階では注意が必要な場合があります。
参照:リスティング広告で1日の予算設定を多くするべき理由

4,ページ内リンクを活用する

リンク先URLにページ内リンクが利用できるのはあまり知られていないようです。ランディングページ内で商品ページが大分下のほうに配置されている場合などに非常に有効な手段となります。
参照:ページ内リンクの使い方

5,代替テキストを利用する

キーワード挿入機能を知っていて活用している方でも、スポンサードサーチの代替テキストをまともに活用している方はほとんど見かけません。この機能、実はかなり便利なので一度活用してみると、毎回も使ってしまいたくなるほど便利ですよ。

簡単に説明すると広告グループ内でキーワード挿入機能を使用している際に、キーワード単位で広告文をユニークに変更することが出来るようになります。
コツはあまり多すぎるキーワードで使用しないこと。わけが分からなくなってしまうことがあります。
参照:オーバーチュアの代替テキストでクリック率を上げる方法

6,広告文は頻繁に入れ替えない

勝手な妄想かもしれませんので「そうなんだ~」位で受け取ってください。

スポンサードサーチの品質インデックスを上げるために頻繁に広告文を入れ替えている方をよく見ますが、個人的には長く利用している広告文の方が品質インデックスがあがる傾向にあると感じています。

全ての広告文やアカウントにいえることではないのかもしれませんが、品質インデックスを上げるためにシクハクしている方がいたら、簡単にオーバーチュアの品質インデックスをあげる方法という手法を取り入れ、更にあまり広告文をむやみに入れ替えないことで、今までと違った傾向を見ることができるかもしれません。

かなり便利!スポンサードサーチのあまり知られていない6つの便利技:まとめ

こうやって書き出してみると、スポンサードサーチネタは僕の脳みその中で枯渇している割にでてきましたね。

恐らく、今回上げた内容を全て理解していた方はそんなに多くはないと思うので、色々と試してビジネスに役立ててください。

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