インタレストカテゴリーマーケティング(ICM)の設定方法と徹底解説

インタレストカテゴリーマーケティング、通称ICMがGoogle AdWordsの新機能としてリリースされました。

ただこのインタレストカテゴリーマーケティング、Google AdWordsのブログを見るだけではなかなか設定方法がわからない、どんな風に利用すればいいのかわからない、といった方に向けて、リマーケティング同様、設定方法と徹底解説をしたいと思います。

インタレストカテゴリーマーケティング(ICM)とは?

インタレストカテゴリーマーケティングとは、とあるカテゴリーに興味のあるユーザーに向けて広告を表示するものです。ここは大分濁していますが、明確な定義が少々複雑な為、あくまで”カテゴリーに興味のあるユーザー”としています。

例えば、「スポーツ」関連のカテゴリーを見ているユーザーは「ニュース」のカテゴリーも頻繁に見る傾向がデータ上でわかってくれば、「ニュース」のカテゴリーが「スポーツ」のインタレスト カテゴリに分類できるものかどうかを判断するという仕組みです。

あまり深追いすると瞑想に入ってしまいそうなので、あくまで配信したいユーザーを選定する、といったイメージと考えれば間違いないでしょう。

詳細はユーザーのインタレスト カテゴリの分類方法から確認いただけます。

Googleが特定のカテゴリーに興味のあるユーザーを見つけてくれるというわけですね。

トピックターゲットとインタレストカテゴリーマーケティングの違い

トピックターゲットはGoogle AdWordsのトピックターゲットを使ってコンテンツターゲットを簡単に設定する方法でも詳細に書き出していますが、配信先(AdSense 導入サイト) をカテゴリー分けしており、そのカテゴリー(=選定するトピック)に分類されるサイトに配信する仕組みの為、ユーザーを選定するインタレストカテゴリーマーケティングとは仕様が異なります。

トピックターゲットはそのカテゴリーにドンピシャで広告を表示するもの。つまり、配信先を選定するイメージと受け取れば間違いありません。

こう考えると、指定通りに配信されるトピックターゲットと、やや流動的でより意識の高いであろうユーザーに向けて配信することができるインタレストカテゴリーマーケティング、といった形で認識できればOKです。

インタレストカテゴリーマーケティング(ICM)の設定方法


特定のキャンペーンの「ターゲットユーザー」タブより、「ユーザー層を追加」をクリック。


「インタレストカテゴリー」を選択し、配信したいジャンルのカテゴリーを選び、「追加」をクリックすれば、右側に選定されます。その後「保存」


これで、「ハイキング、キャンプ」のカテゴリーの選択が可能になりました。

設定はこれだけで終了で、このまま予算、広告文などが決定されていれば、審査後にインタレストカテゴリーマーケティングが発動されます。

リマーケティングの設定を行ったことがある方には簡単な設定ですね。

インタレストカテゴリーマーケティング(ICM)の設定方法と徹底解説/まとめ

今回書き出した内容が、インタレストカテゴリーマーケティングのすべてです。トピックターゲットに類似しているため、勘違いしてしまいがちな配信方法なので、上記を参照にしてお間違いなく。

インタレストカテゴリーマーケティングは利用すべきか?という問いには、まずは「やってみなはれ」というほかないですな。

ただし、Google AdWordsはこのように新機能や新しい配信方法をものすごいスピードで提供していますが、毎回、何故このような機能をリリースしたのか?を考えてから利用することで、その新機能や新しい配信方法が有効なのか有効でないのか?が見えてきます。

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※当ポストはインタレストカテゴリーマーケティング(ICM)と記載していますが、ローンチの際にインタレストカテゴリーという名称でリリースされました。

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