リスティング広告(PPC広告)運用で成果を上げ続けるのに大事な3つのもの


リスティング広告は2002年に登場して以来、さまざまな業種や企業で当たり前のように利用される素晴らしい広告なのは周知の事実だ。

登場から11年が経とうとしている2013年現在でもその価値は衰えることを知らず、多くの新しい機能の導入などにより、益々その重要性・必要性が増しているのではないだろうか。

ただし、これまでにも何度も書いてきたように、リスティング広告は属人的な広告であることを象徴するかのように、絶えず運用を繰り返す広告でもある。リスティング広告プレイヤーの抱える3つのジレンマでも記載したが、この継続性がリスティング広告プレイヤーの負担になることも少なくない。

リスティング広告運用で重要なのは成果を上げ続けること。その運用に携わるものとして、3つの注意点を記載する。

リスティング広告(PPC広告)運用に大事な3つのもの

自身の施策を常に疑って掛かる

前述通り、僅か1年の間にも多くの新しい機能が登場し、出来ることが目まぐるしく増加していくリスティング広告だからこそ、自身の施策を常に疑って掛かることが重要と言えるだろう。

また、リスティング広告、中でも検索連動型広告などは比較されることが前提となっている広告だといっても過言ではない。そんな特性があるからこそ、競合の動向も大きく影響することがある。1年前の正解はもはや過去の遺物と化している可能性だってあり得るのだから、常に自身の施策を疑い、新しい可能性を模索し続ける必要があるだろう。

間違いを認めること

暗闇の中を闇雲に突き進んでも、永遠に光を見ることは出来ない可能性だってある。当初の予測と異なる事例や事象に出くわしたのであれば、自身の憶測の誤りを認め、ピボット(方向転換)する必要があるかもしれない。その為には、早期に判断出来るだけの材料を揃え、自身で判断しなければならない。

素早く進むこと

仮に当初のその予測が誤っているのでいるのであれば、ピボットは早ければ早いほどいいのはいわずもがなである。

それにより落ち込んでしまうことだってあるだろう。「何故目測を誤ったのか?」「何故闇雲に突き進んでしまったのか?」あなたがそんな思考を繰り返すうちに、クリック課金であるリスティング広告は無駄な予算が使われていく。落ち込んでる暇なんてものはないのだ。この判断できるスピードこそ、プレイヤーの質である。

まとめ

たえずより良い施策を模索し続け、素早く実行に移す。仮に憶測が誤ってしまっても、早期に判断し、また前に突き進む。長く運用に携わっていれば、良いこともあれば悪い事だってあるだろう。ただその都度一喜一憂してしまっていては、いつか疲弊してしまう。

テクニック論だけに頼らず、本質を見据え、どっしりと構えて運用していきたいものですな。

長いことやっているけど、ぶれない心は日々の取り組みの蓄積によって得られるものだと思うのです。それが得られるまでは我武者羅に突き進む以外無いのかもね。

執筆/掲載記事

▲