「SEO会社が何故電話営業するのか？SEO会社ならSEOで1位になってから営業しろ」

この話題は数年前にも流行った話題ですし、長年検索エンジンマーケティング業界にいる方々には周知の事実ではありますが、毎年このくらいの時期になるとこの話題が再熱する傾向があるのに付け加え、先日の大分遠征でも聞かれてしまったのでこの場を借りて端的に回答してみましょう。

答えは「手っ取り早い」から、「ビジネススケール」があるからです。

「SEO」というキーワードは群雄割拠であり、どのSEO会社も喉から手が出るほどに1位表示したいキーワードです。勿論、それは手に入るのであればの話。ただ、今更「SEO」というキーワードで上位表示させるには想像も出来ないような膨大な時間とコストがかかります。いや、このキーワードで1位表示させるのはほぼ不可能といってもいい。

これは「アクセス解析」と検索すると未だに「忍者アクセス解析」が1位に出ることからも非常にわかりやすいです。(Google アナリティクスがこれだけ使われているにも関わらずね)

これらの問題は”ビジネス”というものの構造を理解していれば簡単な問題でもあるんですよね。ビジネスは結局のところ、「いくら投資して、いくら回収できるか」です。投資よりも回収が大きくなれば儲けが発生するわけですから、投資対効果が優れた方に予算をシフトするのは経営判断としては当たり前なのですよ。

つまり、SEO会社が電話営業するのは、それで儲かるから、に他なりません。「SEO会社ならSEOで1位になってから営業しろ」というような人をそもそも相手にしていないんですよね。たまたまリストに入ってたんで電話しちゃったよ、という程度のものです。

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すべてのSEO会社が電話営業しているわけではないので悪しからず。