感情検索の7割以上はスマートフォンからの検索

「眠い」「寒い」「ヤバイ」「疲れた」などの感情剥き出しの検索を感情検索というようで、このデータが大変興味深いのでご紹介。

参照:若者ほどネットで「その時の感情」を検索してしまうことが判明

その時の感情を表した検索である感情検索、これらは昨今では検索数が右肩あがりなのが紹介されている。ちなみにこれらの感情検索はスマートフォンでの比率がやはり高いのだ。

■「眠い」
眠い

■「寒い」
寒い

■「ヤバイ」
ヤバイ

■「疲れた」
疲れた

確かに無意識に検索窓にキーワードを投げ込んでいる時ってありますよね。僕の場合は別のことを考えていたり無意識状態にも関わらず「為替」とか「ダウ」とか特定の株価の名称だったりするわけですが(病気)、感情検索ってそういった無意識というか衝動的な行動に近いのかな。

話を戻すと、感情検索におけるスマートフォンでの検索は検索比率の7割超えは当たり前の世界で当然といえば当然。そしてこれらはガラケー時代を過ごした我々の世代では黄金則であり、定石でもあるのですよ。こういった感情むき出しのプライベートデバイスでの検索や行動とどう付き合うのかもプレイヤーに求められる資質とも言えるかもしれません。

大きなヒントを出すとすれば、その検索行動は明確な回答を求めているわけではないということ。そういった検索行動こそ、態度変容には適しているとも言えるかもしれない。

検索への風当たりが強い昨今ですからこれからも様々なところで「検索が減っていく」という議論が巻き起こるだろうけど、ものは考えようなんですよね。

相手が適切に受け入れられるその状態を見つけ出し、そのタイミングに合わせたマーケティングを行うことこそが僕らの仕事なのだから。
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