スマートフォン専用キャンペーンの設定でAdWordsの効果を上げる方法

自分がGALAXY S SC-02Bへ機種変更したのを皮切りにスマートフォンの有効性・便利性を身を持って体感しているというのはさておき、各方面でスマートフォンでの検索数、獲得数、費用対効果が侮れない域に達しています。

今回の記事ではスマートフォン専用キャンペーンの設定でAdWordsの効果を上げる方法から、スマートフォン専用キャンペーン作成の判断基準をどのようにするのかを書き出したいと思います。AdWordsは機能が多すぎたり、新機能が続々出てきたりしていますが、こういった便利な使い方ができるので、どんどんビジネスに加速をつけることが出来るんです。

スマートフォン専用キャンペーンの設定方法

キャンペーン設定にてスマートフォン専用キャンペーンの設定をします。

スマートフォン専用のキャンペーンを作成する際に、”デバイスでフル インターネット ブラウザ搭載の iPhone などの携帯端末”のみを選択、更に”すべての携帯端末”と”すべての携帯電話会社”を選択して保存。

これだけで”フル インターネット ブラウザ搭載の iPhone などの携帯端末”のみへのAdWords配信が可能となります。

※デフォルトでは”デスクトップとノート パソコン”にもチェックが入っているので外します。

尚、仮に現状のPCでのAdWordsキャンペーンがあるものに関しては、AdWords Editorを使用して任意のキャンペーンをコピーし、上記のように配信デバイスを変えるだけなので簡単です。その際に、現行のキャンペーンの”フル インターネット ブラウザ搭載の iPhone などの携帯端末”からチェックを外すことをお忘れなく。

スマートフォン専用キャンペーン作成の判断はこうして測る

スマートフォン専用キャンペーン作成とはいっても無駄な努力に終わるかもしれないと考えているそこのあなた!無駄な努力に終わらないために、現在のAdWordsキャンペーンの中でスマートフォン経由のコンバージョンがどのくらい効果を出しているのか?を見極めてみましょう。

特定のキャンペーンにて”分割”より”デバイス”を選択します。


すると、選択した期間におけるGoogleネットワークのフルインターネットブラウザ搭載の携帯端末への広告掲載結果が表示されますので、この数字を元に判断することができるようになります。

つまり、ここでのフルインターネットブラウザ搭載の携帯端末の獲得数や費用対効果があまりにも良い場合などは、スマートフォン専用キャンペーンの作成を決断し、スマートフォン専用キャンペーンとデスクトップとノートパソコンのキャンペーンをそれぞれ分けて運用した方がよいということになります。そして効果をより上げていくには、スマートフォン専用キャンペーンのページ作成も必須です。

さらにスマートフォンが普及しだすようであれば、今後はAndroid iPhone/iPod Touch Palm webOS iPad それぞれで専用のキャンペーンを作成して最適化していく必要もあるかもしれませんね。このあたりはモバイルリスティング広告のキャリアごとの運用と同様の手法になるでしょう。

モバイルリスティング広告のキャリアごとの運用については拙書、リスティング広告 成功の法則にて詳しく解説しています。モバイルリスティング広告で成果を上げるためには必須の内容となってます。

スマートフォン専用キャンペーンの設定でAdWordsの効果を上げる方法/まとめ

iPhoneに限らず、ドコモからGALAXY S SC-02Bが発売されたり、auからもAndroidがでます。こういった流れの中でスマートフォンのパイ自体が広がっているのは明らかですし、今後はより増えていくという見通しも出されています。そんな中、各サービスでのスマートフォンへのさまざまな対応は”あたりまえ”の時期に来ているのかもしれませんね。

尚、提供しているサービスや商材によってスマートフォンと親和性の無いサービスもあるかもしれないというのはご考慮ください。

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