スマートフォンでドコモのポータルサイト「dメニュー」が公開、その広告について

iモードで利用できたコンテンツを始め、スマートフォンならではのコンテンツがみつかる、スマートフォン版iモード「dメニュー」が2011年11月18日に公開されました。

iメニューの時とは異なり、なんだかしっとりとリリースされた感は否めませんが、リスティング広告に関わる人たちに重要なリリースと言えます。

dメニューに関しての詳細は以下の2つの記事で詳細が紹介されています。

  1. ドコモの「dメニュー」開始、直営ストアの「dマーケット」も – ケータイ Watch
  2. docomo、スマホ向け「dメニュー」公開 – 検索結果にdメニューリストサイトを表示:SEM R

当ブログではdメニューサーチに表示される広告について言及します。

dメニューサーチ:詳細

dメニューで検索をかけた場合、2種類の広告が配信されていますが、一つはGoogle AdWords、もう一つはD2Cの提供するD2C Listing Ads dmenu™ Searchです。


※検索結果の1位枠[AD]がGoogle AdWords、2位枠[PR]にはD2C Listing Ads dmenu™ Searchといった仕様。下位層、2ページ目以降にも広告あり。

さまざまな検索クエリでテストしてみたけど、まだまだGoogle AdWordsしか配信されていないケースも多々見受けられます。

それもそのはず、このdメニューはドコモのスマートフォンユーザーでブラウザを立ち上げた場合のデフォルトで表示された際に表示されるメニューなので、これまでGALAXY Sなどを利用しているユーザーであれば再起動時など以外で訪れる機会はほとんど皆無な場所であるため、現時点ではそこまで多くのユーザーが存在しているとも考えにくい。

デフォルトで提供されているGoogle検索を使わず、わざわざdメニューから検索をするユーザーが今後どれだけ増加するかが、dメニューサーチの影響度を変えていくのでしょうね。


ちなみに、ここで表示されるGoogle AdWordsはスマートフォンように配信されているものと同じものが表示されますが、11/20時点ではサイトリンクは表示されず、Click to Callのみが表示される仕様となっています。

執筆/掲載記事

▲