勝てる広告営業。―50のキーワードで知る 戸練 直木 ~感想~
ジャケ買い、題名買いです。もうジャケットが『それでも負ける。だから、面白い』ってかかれてあったら買わないわけにはいかないですね。あの『風のバラッド』の戸練 直木氏の本です。
僕の場合、特別こういった広告業界ではないのでよく『必要な本なの?』と聞かれることがあるんですけど、変な自己啓発とか営業の本を読むより広告関連の本を読んでるほうがよっぽどためになるんですよね。
仕事のとり方、クライアントとの接し方、凄くためになるし恐らくだけど広告業界で成功できる人って全ての業界で何らかの成績を残せる人が多いんじゃないかなぁと思ってます。
実際、広告業界の人って凄くアグレッシブな人が多いし(僕が知ってる人は)、賢い人が多い(僕が知ってる人は)。やはりあのマインド的なものは全ての職業で必要なのモノなんだと思います。はい。
勝てる広告営業。―50のキーワードで知る/レバレッジメモ
- 何のために動くのかという一番大切な目的を見失わず、『責任は自分で取るんだから自分で決める』という姿勢でいたら、どんなことにも動揺しないで済む。
- 『クライアントの為に動く!』
- クライアント以上にクライアントを知る。
- 嘘はいいが、だましてはいけない。
- 常にポジティブ。
- クライアントからご馳走されるようになれ。
- 利益よりも大事な仕事がある。利益追求で中途半端なものを作るぐらいなら、まずは実績を作る。
- トラブルを楽しむ。動いてない人はトラブルを起こさない。
- メモはしつこいほどとれ。
- スタッフとの摩擦を恐れない。『何が正解か?』なんてだれにも分からないんだから。
- 自分の可能性、責任を自分自身で決め付けない。広い視点で仕事に望む。
- 頑張っている風にみせて、頑張らない。
- 知らないことを知らないという勇気。そしてそれを知ろうとする努力。
- 『できない』ことなど本当はなくて、それをできない状態にしているのは『自分ができないとおもっているから』
この本はヤバイですね。『クライアント以上にクライアントを知る。』これは僕の仕事では鉄則。ディレクションから広告の導線を作ることが多いので、この意識が浅いとすごいしょぼいものになりかねないですね。『嘘はいいが、だましてはいけない。』これも同感。外注する以上、クライアントはしらなくて当然なんだから、『言わなくていいこと』なんていくらでもあるしね。
そして重要だと思うのは『知らないことを知らないという勇気。そしてそれを知ろうとする努力。』これ大事。僕は『知らないことでも知ってる振りして持ち帰れ』と教えられてきたけど、僕自身で実行しているのはその逆。これ、出来そうで勇気がないと出来ないんです。でも、知ったかぶるより、知らないっていう方がかなりの確率で親身になってくれるもの。※経験済
この本は全てのビジネスマンにお薦めです。
誠文堂新光社
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