検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた! 中小企業のWeb2.0革命、佐々木 俊尚 ~感想~
発売日が【2006/8/1】という物凄い古い本でしたが、初心に戻る意味でも購入して読んでみました。購入額はamazonのマーケットプレイスで100円以下でしたw
技術的な本でないことは分かっていたので、このくらいの年代モノでも大丈夫かな?と考えていたのが大当たりで、僕のことをSEMを勉強したての初心に戻らせてくれた良書です。
購入したキッカケは「誰に何を売っているのか」という記事が僕の意識レベルを向上させてくれた件という記事でも書き出したとおりなのですが、だれが何のために?どうやって本当の商品を届けるのか?という気持ちを再確認させてくれます。
中でも本書には「屋形船」や「江戸切子」の例題が載せられていますが、個人的には「江戸切子」の物語が物凄く検索連動型広告の可能性を感じさせてくれました。
元来はお世話になった人の為に差し上げていた「江戸切子」が物凄く喜ばれ、「これは商売になるのではないか?でも新聞などの広告ではどうなんだろう?」という部分から検索連動型広告へ参入し年商億超えになるまで家族で運営し続けるなんて…泣かせる話じゃないですか。。。
ただ一つ気になっているのは、今現在の「江戸切子」…物凄い競合まみれになってます。。。
とまぁ、勝手な心配をしてみたりしてしまいました。ちなみに文中にでてくる「屋形船」も同様に検索連動型広告は競合がひしめき合ってます。。。
話はそれましたが、この本は検索連動型広告の可能性を物凄く感じさせてくれる良書ですし、何よりも初心に戻してくれるので本当に読んでよかったなと思いました。途中、創業者の歴史的背景など、検索連動型広告以外の部分が結構多いので飛ばし読みすれば、かなりスラスラ読めるので負担にはなりません。
入札価格や広告文の調整で疲れ果てた担当者さんにお薦めします♪
ソフトバンククリエイティブ
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