読書を効率よく頭の中に定着させる4つの方法
読書をしても内容が中々頭の中に定着しない、そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか?
私自身も元々読書が趣味だったり、好きなわけではなく、20代になるまではビジネス書やハウトゥ本をまともに読破したことなんてほとんどありませんでした。
いくつかの方法を自分なりに試したりして、何度も失敗し、現在のある程度効率の良いであろう読書スタイルを見つけ出しました。今回はその読書スタイルを書き出してみますので、少しでも参考になる部分があれば早速試して、あなた自身に合うオリジナルの読書スタイルを確立してみてください。
- 寝る前に読む
- 朝読む(寝起きに読む)
- アウトプットする
- 引用部分を読み返す
寝る前に読む
寝る前に書籍などを読み、情報を脳に入れる事で、寝ている間に”思考”の中で情報や記憶が定着していきやすくなるそうです。寝ている間の脳の状態はPCで言う所の”スリープ状態”だそうで、そのスリープ時に情報や記憶を定着させる働きがあるので、寝る前の読書というのは非常に有効だそうです。
ちなみに脳が冴える15の習慣によれば、睡眠は疲労回復だけでなく、思考の整理を進ませるそうです。
朝読む(寝起きに読む)
これは各所でも言われていることですが、朝というより人によっては寝起きに相当するかもしれません。寝起きは記憶が吸収しやすくなっており、更には定着させる働きがあるそうです。予習復習とはよく言ったもので、寝る前に読む事が予習とするならば、寝起き読み返すことは復習に相当します。それらを繰り返すことで、脳への記憶の定着率がグンと上がるそうです。
アウトプットする
予習復習ときました。続いては”アウトプット”です。人は学ぶことよりも、教えること、つまりアウトプットする機会があると、更に記憶の定着が加速するそうです。私にとってのアウトプットはブログであることは言うまでもありませんが、私自身が感じるのは、自身のビジネスや何かしらへの実際のアウトプットこそが、最大にレバレッジを利かせる事ができる方法だと思います。読んだだけ、では少し足りないかもしれません。
引用部分を読み返す
予習、復習、アウトプットと続き、再度復習です。いくら脳への定着を限りなく高めたとしても、書籍の内容を100%定着させることは特殊な方でなければほぼ不可能なのではないでしょうか。そこで、再度書籍を読み返す方法というものがありますが、もう一度同じ書籍を全て読み返すのは、物語などで無ければ無駄な時間を多く過ごしてしまうかもしれません。
そこで私の場合は、重要な部分だけを予めマーキングしておき、後ほど読み返す際に簡単に見つけられるようにしています。
また、チェックした箇所だけをレバレッジメモとして書き記しているため、それらをプリントアウトし、電車内などで定期的に読み返すようにしています。実は書籍の8-9割は無駄な箇所だといわれています。
読書を効率よく頭の中に定着させる4つの方法/まとめ
いかがでしたでしょうか?早速実践できる箇所はありましたか?
ここで書き記した4つの方法は、脳が冴える15の習慣を始めとして、レバレッジ・リーディング、その他今まで読んできた書籍の中に書き記されていた物を、私なりにアレンジしてたどり着いた読書方法になりますので、全ての方に最適な方法であるとは言い切れません。
少しでも自分に合う箇所があれば、早速試してみるというのがよろしいかと思います。
また、この記事の中では記憶の定着について強めに記載してますが、個人的に読書の中で記憶することなんかよりも大事だと感じることは、仮に他業種の書籍などであっても、自身のビジネスや生活に置き換えて考え、実行してみることだと思います。そうすることで、新しいイノベーションを生み出せる可能性は高まります。
ちなみに、どなたが言ったのかは忘れてしまいましたが、書籍は著者の数年間で必死に得た”知恵”が、僅か数時間で学ぶ事ができるという、素晴らしいコンテンツです。
是非自身にあった読書スタイルを確立して、素敵な読書スタイルを!
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