僕が運動をせずに2か月間で7kg痩せた3つの方法


アメリカでは「太っている = 自己管理ができない = 仕事の管理もできない(稼働時間なども含め)」という流れで、面接を落とされてしまったりすることがあるようだ。これは僕自身がアメリカにいた時に経験したわけではなく、いわゆる都市伝説の一つなのかもしれないが、少なからず太っているという事実が何かしらの印象に作用していることは認めざる負えないだろうと思う。

そんなことを理解しつつも、年末は毎年のように忘年会ラッシュで不摂生が続き、ジャストサイズだったスーツもベルトなしで着こなせてしまう自分がいた。

さすがに何とも言えぬ危機感を覚え、10年以上自宅に置いていなかった体重計を大好きなAmazonで購入し計測してみると、大台(80kg!!、身長183cm)が目前まで迫っているではないですか…。

人間とは危機的状況になるとセブンセンシズ( 「第六感」を越える「第七感」)のような新しい能力を発揮するという。僕の場合はこの「80kgを越えたらお前はもう戻れなくなる…」という危機感を如実に感じることが出来た。正に目の前ではあったけれども…。(あと0.2kgだったけど…)

尚、予めお伝えしておくと、僕がダイエットについて出した結論は「人それぞれ適切なダイエット方法がある」ということだ。今回のポストはそれらをふまえて読んでほしい。僕自身、これまでも巷で騒がれるようなさまざまなダイエットにトライし、断念してきた口だ。そんな僕が行き着いた自分に合ったダイエット方法がたまたま今回の内容だということを忘れないで読んでいただきたいと思う。

まずは断念したダイエット法から。

僕が断念した3つのダイエット方法

  1. 3食しっかりと食べる。
  2. ジムに行く。
  3. 走る。

3食しっかりと食べる。

これはさまざまなところで記載されているダイエットの中でも相当な王道の部類に値する項目だろう。しかしながら、これは医学的根拠はあるのかもしれないが、中学生から朝食を食べない僕にとっては苦痛以外の何物でもなかった。そして一番良くないなと実感したのは、朝食を食べるとお腹が減らない状態でランチに突入してしまう日が圧倒的に多く、明らかな過剰摂取によって更に太っていくのを実感し、1週間で断念した。

ジムに行く。

これは数年前にトライした方法だ。基本的に体を動かすことは嫌いではないので楽しみながら通っていたのだが、走ることが嫌いな僕にとってのジムは完全に筋トレ場になっていた。ご存じの方も多いかもしれないが、初めに筋肉をつけてしまうと体質的に痩せにくい状態を作ってしまう。僕はトレーナーを付けなかったため、後になってこの事実を知り愕然としたのは言うまでもない。。。

一度つけた筋肉を維持するためには、永続的に筋トレによって維持しなければ、見るも絶えない状態になってしまう。
※ジムに行く際には初めの数か月だけでも必ずパーソナルトレーナーを付けた方がいいと思います。結構本気で。

走る。

暖かい季節や春めいた季節には快適な方法だが、冬はもうだめです。寒いです。出不精の僕にはそんな根性はないので走りません。ジムの中でランニングマシーンを使うという手もあるのでしょうけども、僕はあの景色の変わらない状況でモルモット状態になりつつ走り続けることに耐えられないのでこれも断念。

運動をせずに2か月間で7kg痩せた3つの方法

  1. 揚げ物を絶つ。
  2. 21時以降に過剰摂取しない。
  3. 我慢しない。

揚げ物を絶つ

今回のダイエット成功の一番の要因はこの揚げ物を絶つであると断言してもよいだろうと思う。

揚げ物と言えばから揚げなどを連想される方が多いかもしれないが、揚げ物は想像以上にいたるところで僕らの生活に浸食している。完全に絶つとなるとかなりの覚悟が必要だ。例えば定食屋のランチを想像してみてほしい。はっきり言って、揚げ物が入っていない食事を探すことは困難だ。生姜焼き定食を頼んでも、オプションでから揚げが付いてきたり、揚げ出し豆腐が付いてきたり、その他にもメンチ、コロッケ、とんかつ、天ぷらと揚げ物のバリエーションは多彩だ。イタリアンでもフリットなどが超危険。

2012年に入ってから現時点で一度しか揚げ物を食していない。(大好物の酢豚を食べた後に揚げ物だということに気付き数分間絶望した)揚げ物を完全に絶って一週間程度で2-3kg痩せだし、その効果は絶大なことを痛感させられた。

21時以降に過剰摂取しない。

これも大きな要因の一つだったと思う。僕はお酒を嗜む。食べ物は所謂お酒のおつまみが好きなので、お酒と一緒に摂取するのだけれども、21時以降はできるだけサラダや野菜スティックなど、できるだけライトなものに移行するようにしている。余談にもなるが、泡ものやワインも大好きな影響でナッツ類には滅法弱いのだけれども、カロリーのことを考え、できるだけナッツ類には手を伸ばさないようにしているのも功を奏していると思う。

この流れから昼食まで水とコーヒー以外を胃に入れないことで約15時間ほどのプチ絶食状態を作り上げていることで、体の調子も良い印象がある。

我慢しない。

上の2つを成功させているのも、出来る限り我慢しないということを念頭に置いていることが大きいのではないかと思う。どんなに痩せれる方法でも、ストレスを溜めすぎてリバウンドしてしまっては元も子もない。可能な限り制限を少なくし、一部他の場所で発散する(僕の場合は夜の食事の量は制限しませんでした)ことが継続的にダイエットし続けるコツだと感じている。

僕が運動をせずに2か月間で7kg痩せた3つの方法/まとめ

僕はこれらのことだけで2か月間で7kg痩せることに成功した。

ただし、これらのことを実行していくと、必ずと言っていいほどどこかのタイミングで全く体重に変化が現れない時期が出てくる。これは体が完全にダイエット習慣になれきったのではないかと僕は仮説立てしている。そんなときには新たな取り組みを行うことでより加速度的にダイエットが可能になるのかもしれない。現在の僕は朝食0から朝食バナナダイエットに移行して、開始一週間で更に1kg痩せだした。

今回のダイエットへの取り組みで感じたことは、ダイエットを継続させるにはストレスをできるだけ溜めず、仮説・実行・検証・新たな仮説という流れに持っていくことが非常に重要だということだ。PDCAサイクルといってしまうとなかなかのまとめになってしまうけれども、本当にこれが肝になってくると感じている。

ダイエットに関しては昔からさまざまな情報が飛び交っているだろう。その中でも出来る限り自身に負荷が掛かり過ぎないようなダイエット法を選定し、実際に実行してみる。体重計などで定期的に検証し、効果が無ければすぐに新しいダイエット法を選定する。マンネリしてくれば他のダイエット法と併用するのも効果的だ。ダイエットは人によってそれぞれ最適な方法が異なるのだから、それらを理解した上で取り組むといいだろう。

「ダイエットは辛い」は真実ではない。どういったプロセスも無理やり自身の楽しい方向に持っていくことで素敵なダイエットライフを送れるのではないだろうか。

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