題名が物凄く過激で気になっていたので読んでみましたが、この本非常に面白いので大企業の方々になんか是非読んで欲しいと思います。あとはやたらと無駄に綺麗なオフィシャルサイトなんかを作っている人なんかにもいい本かもしれないですね。

ネットはただの便利なツールでしかなく、それを上辺で利用しただけでは何も変わらないし、革命なんかおきないぞ！過剰意識しすぎなんだよ！という斬新な内容です。技術本などではなく読み物という印象の本なので、不思議とかなり面白くスラスラ読めてしまいます。

ウェブはバカと暇人のもの/レバレッジメモ

ネットで叩かれやすい１０項目

1. 上から物を言う、主張が見える。
2. 頑張っている人をおちょくる、特定個人をバカにする。
3. 既存マスコミが過熱報道していることに便乗する。
4. 書き手の顔が見える。
5. 反日的な発言をする。
6. 誰かの手間をかけることをやる。
7. 社会的コンセンサスなしに叩く。
8. 強い調子の言葉を使う。
9. 誰かが好きな物を批判、酷評する。
10. 部外者が勝手に何かを言う。

• ネットはプロの物書きや企業にとって、もっとも発言に自由度がない場所である。
• ネットが自由な発言の場だと考えられる人は、失うものがない人だけである。
• 全員を満足させられるコンテンツなど存在しない。
• 結局、頼れるのはおのれのプロジェクトに関わっている人だけ。

ネットでウケルネタ一覧

1. 話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの。
2. 身近であるもの、親近感があるもの。
3. 非常に意見が鋭いもの。
4. テレビで一度紹介されているもの。テレビで人気があるもの。
5. モラルを問うもの。
6. 芸能人関係のもの。
7. エロ。
8. 美人。
9. 時事性があるもの。

商品にやたらと詳しい中年のおっさんよりも。ノリのいいきれいなおねえさんの方がネットではウケル。

ウェブってなんなんだろう？と仕事で疲れている人には結構お薦めです♪

※この本で筆者が『バカ』と定義している方々は恐らく、下記のURLの中で煽っている方々なのかなと思います。BIGLOBEなんでも相談室より
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa5054340.html

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

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中川淳一郎
光文社
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読み手によって感じ方は様々でしょうね
編集者特有の…
＝「現実社会の人々はほぼバカと暇人」という結論
ネットやブログを利用しても、いまいち人生が盛り上がらない人に
やはりヒマでバカなのかも

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