アドワイアーズ広告(adwires)経過報告

先日お伝えしたアドワイアーズですが、数日運用してみて様々なことがわかりましたのでそれぞれメリットとデメリットを記事にしてみようと思います。

アドワイアーズ広告のメリット

  1. 1クリックあたり数円で出稿が可能。
  2. レスポンスがかなり早い。
  3. 新規セッション率が90%超え

1.オーバーチュアで3位以内表示の場合に100円程度の商材のキーワードが1クリックあたり約6円というビックプライスでの出稿が可能でした。商材や競合の数にもよるものが多いでしょうけど、アクセス数を集めるという意味合いではありなのかもしれないです。

2.レスポンスに関しては先日もお伝えしましたが、広告グループをいくつか設定している間に、最初に設定が終了している広告グループが走り出しますので、物凄く早いです。早すぎるが故に、物凄く不安です。そんなに速く行動ターゲティングができるものなのでしょうかね。

3.新規セッション率が90%超えに関してはほぼ新規セッションだった為に、可能性が広がるという意味では有りだと思います。オーバーチュアやアドワーズだけでは訴求できないユーザーにもサービスを知っていただくことができるというメリットは確かにあります。
 

アドワイアーズ広告のデメリット

  1. レポートが簡易的な物しか出ない。
  2. 直帰率や平均サイト滞在時間が凄い。

1.やはり最大のマイナス要因は掲載された詳細なレポートがでないという点ではないでしょうか。正直な話、詳細なレポートが見れない限り、最適な改善施策を行うことはほぼ不可能です。これからが改善されない限り、オーバーチュアのコンテンツマッチの二の舞でしょう。ドンブリで改善をしては何をもって最適化なのか解からなくなってしまいますね。

レポートについてアドワイアーズに直接問い合わせてみたところ、『検討はするが100%ではない』という回答を頂きました。ここさえ改善できればアドセンスの様に劇的に利用者を増やすことができると思うんですけどね。詳細なレポートがでないので、本当に行動ターゲティングできているのか?は不明です。

2.直帰率や平均サイト滞在時間が凄い件は直帰率は90%超え、平均サイト滞在時間についても数秒でした。。。ノーコメントでお願いします。勿論僕のランディングページが最適か?という問いは残るかもしれませんが、そのランディングページはオーバーチュア、アドワーズ(コンテンツターゲット含む)ともに平均サイト滞在時間は2分強のものです。マイクロアドを使ったときも似た数字がでましたね。確か。

アドワイアーズ広告の結論

僕の感覚としては、マイクロアド(microAd)や楽天ぴたっとアドに近い感覚の広告です。インプレッション数が多くクリックはされるがどこでされているのかもわからず、改善のしようがない。

個人的には新規でプロモーションをかけたいプロジェクトのブランディングなんかで利用はできるとは思いますが、その施策が完璧かどうかは微妙です。先日書いた『検索連動型広告がブランディングで利用できる』という記事もあることですし、やはりアドワイアーズ広告はブランディングで使用するのがよさそうですね。

物販や集客にはあまり向いていないようです。
※この記事は現場レベルの僕個人の感覚であり、アドワイアーズ広告の全てを物語っているわけではありませんので、実際には各自で結論をだして下さい。

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