オーバーチュアのマッチドライバーで完全一致を制する!

今まで散々【部分一致派】とお伝えしてますが、そんな僕でも完全一致を利用することもちょくちょくあるんですね。今日はオーバーチュアのマッチドライバーという機能を使って完全一致を制する方法をお伝えしてみます。

オーバーチュアのマッチドライバーで完全一致を制覇しよう!

リスティング広告では絶対的に部分一致の方がインプレッション数を稼げるし訴求ができるのは周知の事実ですが、完全一致でユーザーを完全にセグメントするのも一つの戦略としては非常に有効です。完全一致と部分一致の違いは部分一致と完全一致、それぞれのメリットという記事に書いてますのでご参照下さい。

マッチドライバーとは?

オーバーチュアのマッチドライバーという機能は登録したキーワードの訴求幅を広げてくれる機能です。
詳細はこちら【マッチドライバーについて教えてください

マッチドライバーとは、キーワードの変化形(送り仮名の違い、スペースの有無、ひらがな・カタカナの違いなど)を、基本形と呼ばれるキーワードへ修正する機能です。
例えば、インターネットユーザーが「引越し」という送り仮名つきの変化形の検索キーワードを入力した場合と、マッチドライバーは「引越」という基本形のキーワードに修正し、「引越」というキーワードに入札(管理画面に登録)しているお客様の広告を検索結果を表示します。マッチドライバーで同じ意味を持つ複数のキーワードを1つに統合することにより、効率的にトラフィックをお客様のサイトに誘導することができます。

これを読んでいただけるとなんとなく解かってくるのですが、このマッチドライバー、実は完全一致にも反映されるのはあまり知られていないようです。つまるところ、『札幌賃貸』というキーワードを完全一致で登録すると『札幌の賃貸』というキーワードで検索をかけたユーザーにも広告を表示してくれるんですね。
※この辺はオーバーチュアなので100%出るわけではないですが、限りなく100%に近く表示されます。

マッチドライバーを考慮すれば部分一致はいらない?

たしかにそんな風に思ってしまう場合もあるとは思うんですが、個人的にはやはり部分一致の方が取りこぼすことがなく訴求してくれるので安心です。完全一致を使用する場合は予算が限られている場合や特定の広告グループのみに特化した方が良いでしょう。

究極のリスティング広告は全てのキーワードを完全一致化することですが、人間なのでそれは限りなく不可能ですからね~。

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