広告文はクリックさせることが目的ではいけない
最近、何かと「広告文をクリックさせる方法」だったり、「広告文をクリックさせるテクニック」等が各所のメルマガなどで配信させられていたりするので、SEM関連の方々は様々な手法を取り入れられるようになっていると思いますが、広告文をクリックさせるだけが目的になっては断じていけません。
広告文は一つの点に過ぎない
広告文のクリック率を向上させることは非常に重要ですが、SEM施策の中の一つの”点”でしかありません。そのあたりの本質を理解して施策に望まないと、クリックだけされてコンバージョンが発生しないなんてことになりかねないので注意が必要です。
SEM相関図,その1
※広告文はSEM施策の中の一つの”点”である。
検索クエリに対し、広告文という回答があり、それに伴ったランディングページが受け皿としてあり、ユーザーの意図にそぐった場合に初めてコンバージョン発生となります。
SEM相関図,その2
※施策の”点”と”点”がうまくかみ合うとき初めて、”線”になります。
大事なのは物事を一つ一つの点として見れるのかではなく、いかに”線”として捉えることができるかである。全ての施策が線で結ばれたときに、コンバージョンが発生します。
広告文はクリックさせることが目的ではいけない:まとめ
広告文というのは、検索クエリに対する”回答”であることが望ましいのです。一つ一つの点のクリエイティブを強化することは非常に重要ですが、一つの点だけを強化しても意味はありません。
※補足
勿論、クリック率を上げるのは品質スコア、品質インデックスを向上させるのに有効な手段です。しかしながら引き寄せてクリックさせるだけの手法というのは意味がないので、こういったテクニックも理解した上で使用してみましょう!
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