海馬/脳は疲れない 感想
海馬/脳は疲れないという本を読みました。
大分前からお薦めされていた本だったりしたんですが、最近はアクセス解析だったりそっちよりの本ばっかり読んでいたりしたので、中々読む機会がありませんでした。
題名は海馬になっていますが、全体的には「脳はどのようにしたら効率を上げられるのか?」だったり「モチベーションの上げ方」だったりがかなり具体的に書かれていたりするので、ビジネスマンに限らず、日々の効率を上げたい方になんかもお薦めできる良書だと思います。
また、糸井 重里氏が書かれているということもあり、難しい用語なんかもかなりフランクに書かれているので抵抗無く読むことができるでしょう。
海馬/脳は疲れない:レバレッジメモ
手を動かすことは非常に重要
・実際に科学者は実験の現場を離れると、もうアイデアが浮かばなくなる。
生きることに慣れてはいけない
・なれた瞬間から周りの世界はつまらないものに見えてしまう。
センスは学べる
・一見生まれつきのようにも見えるけど、センスはがり勉すればだれでも学べる。
いったん忘れる、というのが一番良くない
・企画を考えているときならいったん忘れないで、考えたまま違うことをするのがよい。「考え続けると、必ず答えはでる」
飽きない為には飽きさせない
・飽きないためにランダムに様々な手法を試してみることが大事。
物忘れがひどいは勘違い
・歳を取ったから物忘れをするは科学的に間違い。年齢を重ねると新鮮に情報を入力できなくなるというのが正解
脳の本質は、ものとものとをつなぎ合わせること
・何かを解決したい場合には、全く関係のない情報同士を結びつける。
ストッパーを外すと成長できる
・一見無理だ、と思えることでも気持ちにストッパーをかけずにやり続けてみると能力は飛躍的に向上する。
30歳を過ぎてから頭は良くなる
・あらゆる発見やクリエイティブのもとである「あるものとあるものとの間につながりを感じる能力」は30歳を過ぎてから発達する。
脳は疲れない
・一生動き続けても脳はつかれない。
脳は刺激がないことに耐えられない
・脳は本能的に刺激があるほうに向かいます。
脳は見たいものしか見ない
・脳は自分が混乱しないようにものを見たがります。見たいものしか見ない。脳はつかれないぐらいに良く働くが、その半面で非常に主観的で不自由な性質を持っている。
マジックナンバー7
・人間が整理できる記憶は7つ程度。意識できる記憶はかなりすくない。
旅は脳を鍛える
・海馬は新しいことを処理する能力に長けています。
脳に逆らうことがクリエイティブ
・刺激を求めているけれど、同時にいつでも安定した見方をしたがるのが、脳です。創造的なことをしたいと思っている人は、画一的な見方をしたがる脳に対し、挑戦をしていかなければならない。
「これが他人の悩みだったら」が、悩みを解決するコツ
・悩みを自分のこととして考えると、悩みの本質を見失う場合がある。他人は客観的に「悩みの芯」だけを見ることができる。
やる気を出すコツは報酬
・達成感という快楽をいかに味わうかというと、「目標は大きく」ではなく、「目標は小刻みに」と心がける方がうまくいく。勿論大きな目標を持つことは大切。
やりはじめないと、やる気はでない
・やる気がない場合でも、やりはじめるしかない。
失恋や失敗が人を賢くする
・「ミスした方向に進まないことで道を選ぶ」という性質がある。脳にとっては飛躍のチャンスである。
特定のことに集中する
・他のことへ向かう可能性を捨てれば、特定の一つのことに抜群に秀でることができる。
答えではなく、答えの導き出し方を知っている方が強い
・公式を丸暗記している人間よりも、公式を導き出せる人のほうが原理を知っているから応用力がある。
危機感をもて
・危機感があるからこそ、何かに対処しなければいけなくなる。
問題は一つずつ解く
・いくつも抱え込むのではなく、一つずつ解決すれば答えはでる。
海馬/脳は疲れない ~感想~:まとめ
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