広告配信先レポートを使って広告配信最適化を行う方法

前回は広告配信先レポート作成方法という記事で広告配信先レポートを作成する方法を書き出しましたが、今回は広告配信先レポートを使って広告配信最適化を行う方法をお送りしたいと思います。

予算に上限があり、毎回月末になると広告を停止してしまったりしている方々には非常に有効な選択肢の一つになるかもしれません。

有効な広告配信先を分析する

BIGワードや主要ワードなどで全国に配信している場合など、1日の予算がそれだけで上昇してしまったり、ある一定期間などの統計的に見れば問題のないCPA(顧客獲得単価)でも予算消化のペースが速いため、配信停止設定を行ってしまうなどの場合があるかと思います。

そんな時に有効なのが、効率的な掲載場所の上位数地域だけに広告を配信する方法です。


広告配信先を分析
この表の中でCPAをベースに効率的だといえるのは、静岡、宮城、愛知、岩手でしょうか。

勿論このあたりは獲得数とかけることができる予算の幅で広告配信先を決定するのがよいでしょう。CPA的にまだまだ余裕があり、獲得数を増やしたい場合は東京、神奈川も配信先として有効です。

広告配信先レポートを使って広告配信最適化を行う方法:まとめ

ちなみに、広告配信先の決定はスポンサードサーチもアドワーズもキャンペーン単位でしか設定が行えませんのでご注意ください。

今日の考え方は使い方次第で非常に有効になってきますので、覚えておいて損はないです。キーワードを精査することはあっても、広告配信先を分別してキャンペーンを作成するということは滅多に考え付かないことかもしれませんね。

しかしながら地域限定配信は必ずしも正しい地域かどうかを判別できないという記事でも書き出したように、リスティング広告の配信先の決定は必ずしもその地域であるという保障ではありませんので、ご理解のうえ、操作してくださいね。

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