拝金/感想
「藤田優作、君はどのくらいのお金持ちになりたい?」
「そうだな、金で買えないものはない、そう言えるくらいかな」
「わかった、それでいこう」
そんな出だしで始まる堀江 貴文氏の小説、「拝金」を読みました。
元々購入するつもりではなかったのですが、twitterで毎日のようにだれかが感想を書き出していたので、若干気になり購入。
読み進めるうちに、これが実体験から書き出した物なのか?どこがフィクションなのかの境目がなくなるような、非常に興味深く、引き込まれる小説です。単純明快、分かりやすくて読みやすい。2時間もあれば簡単に読破できる非常に興味深い内容です。というか、随所随所でいい言葉なんかも入っており、普通に面白いです。
拝金/レバレッジメモ
発想を変える
成功しようとするのではなく、失敗しないようにする。難しいことじゃないだろ。大切な選択は消去法で考えるほうがうまくいく
成功するビジネスとは
- 元手はかけない
- 在庫を持たない
- 定期収入がある
- 利益率
利益逓減
どんなに儲かる商売も、続ければ続けるほど価格競争になり利益率は減っていく
経営者が満足した時点でベンチャーは終わる
攻める時は攻め続けなければいけない。ここで金を出し惜しみするかた、みんな全てを失うんだよ。2億儲かった、もう十分だ、これでいい。経営者が満足した時点でベンチャーは終わる。ベンチャーは拡大を止めた時点で死ぬ。よく覚えておけよ
拝金/感想:まとめ
断片的に「この話はあのときのだな~」とか、「この話で出てくる人は絶対あの人がモデルだなぁ~」とか、そういった形で時代をなぞる様に感情移入して読んでいけるのは、名の通った堀江 貴文氏が書いたからこそであり、誰かが真似をして書けるような内容ではありません。そういった意味でも、一読の価値はあり。
読書が苦手な人にもお薦めです。
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