トレンドは作り出すもの
以下の文章はリスティング広告コミュニティーLICで私が打ったメルマガの一部の引用になります。
リスティング広告は投資と似て非なるものがあります。
例えば、リスティング広告にて多くのキーワードへの入札を行うことや配信先やデバイスの精査を行うことは、投資の世界で言い換えた場合、さまざまな産業の株や為替を組み合わせた、リスクを減らすためのポートフォリオを彷彿とさせます。
どの箇所の入札価格を強めれば最大の利益が得られるのか?どの箇所は早めに撤退すべきなのかはまさに投資そのものです。
そう考えれば、欧米で先行したビッディングシステム(自動入札管理システム)は金融システムを作った人達が作ったとも言われているのも納得がいきますね。
本題です。
リスティング広告は過去の「トレンド」を分析することで過去に成果が変化した要因をほぼ確実に分析することができます。答えはアカウント内にちりばめられているわけですから、分からないという場合はほとんどの場合で分析が不十分だからだと断言することができます。
そして、投資と決定的に違う部分はトレンドを作り出せるという箇所です。
一部のヘッジファンドや金融機関を除いて、一般の投資家が金融のトレンドを動かすことはほぼ不可能ですが、リスティング広告ではそれが可能です。
リスティング広告には検索連動型広告の他にもGoogle AdWordsのディスプレイネットワークやYahooリスティング広告のインタレストマッチなど、さまざまな配信形態を持ち合わせており、その中でも利用できる機能は多岐に上ります。これらを適切に活用することで、「トレンド」を作り出すことが可能になります。
ただし、トレンドを作り出すにはリスクも想定しておかなければいけません。
過去を否定し、新しい考え方が必要になってきますが、進まなければ道は開かれないのは世の常です。
まずは一歩踏み出す事。徹底的な現状把握と顧客目線で素晴らしい右肩上がりの美しいトレンドを描き続けたいものですね。
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