インハウスリスティング広告がもっとも優れた管理体制である理由

「インハウスSEO」がもてはやされるように、個人的にはインハウスリスティング広告がもっともっと普及しても良いと思いますし、私たち個人でも会社でもインハウスリスティング広告をまだまだ幅広く広めていきたいと思っています。勿論、その為のLICでもあるわけです。(全てがそういうわけではないですけども)

先月のセミナー終了後に多くの問い合わせを頂きましたが、その中でもインハウスリスティング広告は本当に実現可能なのか、メリットとデメリットを教えてくれなど、そういった具体的な質問が非常に多かったのが非常に印象的でした。これもリスティング広告のインハウス化への流の表れでございましょう。

そこで、今回はインハウスリスティング広告がもっとも優れた管理体制である3つの理由と、インハウスリスティング広告の3つのデメリットを取り上げます。

インハウスリスティング広告がもっとも優れた管理体制である3つの理由

管理、運用を誰よりも細かく行うことができる

リスティング広告の管理・運用がビジネスである以上、損益分岐点が存在し、一定の効率化を求めるのは当たり前と言えば当たり前ですね。そこを採算度外視で細かく見ていけるのはインハウスリスティング広告の特徴です。自社の利益最大化のために慢心し、精根尽き果てるまで管理ができます。こんなリスティング広告プレイヤー冥利な環境は他にはありませんね。

リアルタイム、且つスピーディーに対応が可能

月初、月末などでの仕様変更や急遽行われるキャンペーンなどへの対応もインハウスであればタイムラグなく柔軟に対応可能です。また、突拍子もなく思いついてしまうアイデアを即席で実行することができるのも大きなメリットになり、これはリスティング広告プレイヤーの思考を激しく後押しします。

ターゲット特性を誰よりも知っている

考えられる限りではインハウスリスティング広告に取り組む上での最大のメリットはターゲット特性を誰よりも理解しているであろうという箇所になります。自社のターゲットはどんな人たちで、どんな特徴を持っていて、どんな傾向があるのか、これを一切のモザイクなしで見ることができるのはインハウスリスティング広告プレイヤーだけになってきます。こうなれば「誰に何を売っているのか?」をベースに、さまざまな戦略立案が可能です。

インハウスリスティング広告の3つのデメリット

インハウスリスティング広告は上記で上げたような良い面だけではなく、デメリットも抱えています。良いものと呼ばれるものにはほとんどの場合で悪い面も含まれているのは世の常ですね。

必要とされる豊富な経験値と幅広い視野

早い段階で成果を上げる為にはそれ相応の経験値と幅広い視野が必要になってくるでしょう。それがチームなのであれば特にハンドルを握る存在は非常に需要になってきます。場合によってはある程度の長いスパンでの成長を加味するか、またはインハウス化自体を再度検討したほうが良い場合もあります。

最新情報・最新機能の欠如

リスティング広告代理店やコンサルタントなどを介して得ていた情報を得られなくなる可能性は否めません。ブログに書けないことなんて山ほどあるのですから。

離職の可能性

リスティング広告プレイヤーは総じて離職率が高い職業のような気がしています。筆者の周りでも平均で2.3年くらいでさまざまな企業を移る流れが少なくありません。その為、リスティング広告運用で得た知見を社内で永続的に継承するのは非常に難しいのが現状です。

これらのデメリットにより、初めから割り切って外注にするという選択も、継続的なパーフォーマンスを出し続けなければならない組織の決断としては正しい選択肢である場合があります。

インハウスリスティング広告がもっとも優れた管理体制である理由/まとめ

優れたリスティング広告プレイヤーはリスティング広告だけの幅だけに収まりません。社内である程度のマーケティングチームを抱えているのであれば、さまざまな知見を共有することができるため、相乗効果が生まれることが少なくないでしょう。立ち位置は違えど、組織の目的を共有しているわけですから。

規模的に、リソース的にインハウス化が難しい場合もありますが、誤解を恐れずに言えばインハウスリスティング広告は上手くはまれば間違いなく最も優れた管理体制です。ただし、メリットとデメリットを考慮すれば、これらはトレードオフな問題であることにも気づきます。

自社の悩みに合わせて改めて考えてみる必要があるかもしれません。

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