セミナーやワークショップへ参加する際の6つの心掛け


現在、僕はおおよそ月に1回のペースで全国各地で出前セミナーを行っています。出前セミナーの他にも企業の社内セミナーだったり、さまざまな形でセミナーやワークショップを行っていますが、実はそれ以上に他のセミナーやワークショップに参加もしています。

同業種から他業種まで多くのセミナーに参加すると、本当に学ぶことがまだまだあることがあることに驚かされることも多いです。(そういう場合はほぼ異業種)それはもう、自分でも本当にびっくりするぐらいに。

ただし、ある時からいくつかのルールを守らなければ効率的に内容を吸収できないということに気づきました。それは参加者を見回しても明らかでした。今回はその6つの心がけを紹介します。これからセミナーやワークショップに参加される方や、今後継続的に学び続ける方の参考になれればと思います。

  1. 無料セミナーはほどほどに
  2. 予め質問を用意する
  3. 自分のケースに置き換える
  4. メモる
  5. 仲間内で固まらない
  6. 必ずアウトプットする

無料セミナーはほどほどに
無料セミナーというものは何のためにあるのか?と考えれば既にお気づきの通りです。多くの場合、無料セミナーはその企業のビジネスへのリード獲得である場合が多く、肝心要の箇所を端折ってお届けされるケースも多々あります。ひどい場合には会社概要と自社ツールの宣伝で終わって参加者沈黙といった場合もあります。勿論、中には「こんなこと無料セミナーで聞けるのか?」という内容もありますが、そんなのは稀であります。無料セミナーへの参加はほどほどにしておくべきでしょう。

※メディア主催の大きめな無料セミナーは良い場合が多いです、と一応補足。

予め質問を用意する
セミナーは講師と直接話すことができる絶好の場です。これすなわち、スポットでのコンサルティングに匹敵するケースもしばしばあります。講演テーマを見て、それに沿うような形での悩みや質問を予め用意しておくことをお薦めします。また、講師陣は総じて込み入った質問をされるのが嬉しいケースが多く、遠慮するだけ野暮です。

自分のケースに置き換える
「自分のビジネスだと当てはまらない」といった思考は捨てましょう。あなたのビジネスにあわせて講師が話すわけなんてあるわけないじゃないですか。どのようなケースや事例でも、自社に置き換えて考えることが重要です。また、一番大事なのは講師の思考プロセスを学び、それらを実践することです。

メモる
できるだけメモを取りましょう。講師の多くは配布資料やスライド以外の部分でのオフレコ話も多彩です。また、メモることで記憶の定着率が上がります。脳科学では人は話を聞くだけでは10%しか脳に定着しないと言われています。ただし、タイプ音がうるさいなどの苦情が多いケースも見受けられるので、気をつけながらメモリましょう。

仲間内で固まらない
特定のジャンルのセミナーなどにばかり出かけると必ず仲間内で固まってしまう傾向がありますが、自身が集中できる場所をしっかりと確保しましょう。交流会などでもそうですが、知り合いとの世間話は別の場所でもできるはずです。あなたが何故この場所にお金を支払ってきたのか?を改めて考えるべきでしょう。

必ずアウトプットする
前述のとおり、人の記憶の定着率は自分の行動によって効率化することが可能です。脳科学では効率化の最上級は人に教えることだと言われています。ただ、誰もが人に教える立場にあるわけではありません。そんな時には講師に確認を取り、ブログやTumblrなどのアウトプットする方法などで人に見せる前提にまとめることで、同等とまでは行かないまでも、ある程度効率の良い定着率に上がるのではないかと考えます。

セミナーやワークショップへ参加する際の6つの心掛け/まとめ

セミナーやワークショップは学びの場でもあり、特定のジャンルに興味を持った新しい人々と接点を持つことができる場でもあります。そのため、1度仲良くなればその後はかけがえの無い仲間や相談役になることもしばしばあります。

ただ、だからこそ規律を設けるなどして自分自身を律し、1つの学びから10も100もの発想を得られるような体制を整えることも必要です。

限られた時間をどう活かすかはあなた次第です。

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