リスティング広告のデータ反映に不具合があるかどうかを調べる方法

リスティング広告のデータが反映されていない…。もしくはデータが遅れているのではないか?

頻繁にアカウントにログインするプレイヤーであれば、そんな風に感じることが時折あるかもしれません。最近だとまさに昨日データの遅延が起きていたばかりです。特にYahoo!リスティング広告にGoogle AdWordsの仕組みが導入されてから、Google AdWordsのデータが遅延すればYahoo!リスティング広告も遅延するという、なんとも言えない状況が起きてしまうと気が気じゃない気持ちになってしまう方々も多いかと思います。

更にそんな時にはサポートセンターへの電話も繋がりにくく、焦りに拍車をかけてしまうなんてこともあるかもしれません。

実はこんな時、サポートに電話することもなくデータが遅延しているかどうかを簡単に判別する術があるので共有します。

皆にわかりやすいようにGoogle AdWordsの管理画面を使って解説します。まずは日付を当日にしましょう。

①[ディメンション]タブより、②[表示]を[期間]へ移し、③[時間]を選択します。


すると、当日の時間別の成果を見ることができるようになります。尚、このデータを取得している時間は2012.07.26の14時頃です。この時点では管理画面上に当日の11時までのデータしか反映されていないことが見て取れますね。

体感で申し訳ないですが、いつもの管理画面上であれば1時間もすれば過去のデータは繁栄されていることが多いです。ところが、昨日は実際にそうではなかった。ということは、データが遅延している、と仮説を立てることが可能です。

ここまで分かればわざわざ繋がりにくい電話を数分間も待機してまでサポートセンターにつなげ、オペレーターに怒鳴り散らしても無駄以外のなにものでもないということは容易に想像ができるはずです。

わからないことは、「わからない」と割り切る大切さ。_gaTrackerに参加して思うことでも記載しましたが、仕組み上私達がどうすることもできないことに無駄な時間を割いても意味はありません。(オペレーターがデータを反映できるわけでもないでしょう)

勿論このようなことに声を上げることによって改善してもらい、よりよいサービスを提供してもらうというサイクルは重要です。ただ、時間は有限ですから無駄な思考を続けるよりも、ある程度割り切ってできることをする、という姿勢のほうが良い循環を生むのではないかな?と個人的には思います。

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尚、Yahoo!リスティング広告でも[表示]項目から[時間]を選択すれば同様のことが可能です。

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