人は過去から学ぶべきだけれど、過去に支配されてはいけない

その人の思考や癖、はたまた究極的には人格までも形成しているのはその人自身の”過去”であることは紛れもない事実だと思うのですよ。

これまでの経験やこれまでに得た知識、体験など、過去にはさまざまな要素があると思うのですけれど、最近思うのは、人は過去から学ぶべきだけれど、過去に支配されてはいけない、ということなんですね。

一つの体験からすべての知恵を引き出さないように注意すべきだ。 by マーク・トウェイン

アメリカの小説家、マーク・トウェインが言うように、これまでの自身の体験がすべてではないんだよね。だからといって過去を否定しろといっているのではなくて、ある種の俯瞰的な視点が重要だと思う。自覚していないことがほとんどだろうけど、一歩引いた目線というか、常に自分の視点や思考が知らず知らずのうちに近視眼的になっていないか?偏っているのではないか?という姿勢が重要なんじゃないかな。

誰が言ったのか覚えてないけれど、「未来は必ずしも過去の延長線上にはない」、というのは言い得て妙だ。
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