リスティング広告で意識しなければいけない競合調査
リスティング広告施策を行う際に、そのサイトのUSPを導き出すのは必要不可欠ですが、リスティング広告施策は自社製品のメリットやターゲットを詳細に分析するだけで施策を行ってしまうと、キーワード選定や予算配分等の時点で誤った施策を行ってしまう場合があります。
リスティング広告の競合調査は必須作業
リスティング広告では競合をしっかりと把握、及び分析していなければ、確かな結果に結び付かせるのは難しいことはあまり語られていません。
一つの商材を扱っている場合でも、競合と比較して勝る部分と、劣っている部分があると思います。
例、FX口座開設の場合
※スプレッドとは?
売値と買値の価格の差の事(手数料)
上記図の場合、口座Aはスプレッドが2銭という格安で取引が出来るのが大きなメリットになりますが、レバレッジは20倍までしか効きませんので、レバレッジを重視するようでしたら口座Bの方に魅力があります。
つまるところ、下記の様になります。
取引手数料を重視で考えているユーザー
=口座Aで開設
レバレッジ重視で考えているユーザー
=口座Bで開設
これらを踏まえるとあなたが口座Aのリスティング広告担当者であるのなら、【レバレッジ】関連のキーワードではまともに口座Bのリスティング広告と入札価格でガチンコ勝負してはいけないのです。
限られた予算を大々的に使い、勝負するべきカテゴリーは”取引手数料を重視で考えているユーザー”になります。
その為に重要視するキーワードは【取引手数料 FX口座開設】かもしれませんし、【格安 スプレッド】かもしれません。
※この後は御想像にお任せします。
リスティング広告で意識しなければいけない競合調査:まとめ
なんとなく掴めて頂けたでしょうか?
自社の訴求ポイントはどこなのか?を明確にしたうえで、競合を徹底的に分析し、どこで戦うべきか?どこで戦わないべきか?などをより具体的にアカウントに反映することで、キーワード選定、アカウント設計、予算配分等を行い、限られた予算の中での獲得数最大化を目指すことができるようになります。
この話、実はビジネスとしては非常に当たり前のことなんですが、リスティング広告のアカウントには中々反映されていないのが、今の現状のようです。
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