売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則/感想
視覚マーケティング実践講座の中でウジトモコ氏が推奨していたということで購入し、早速読んでみました。
内容的には題名どおり完全にマーケティングの本になります。考え方だったりどういう攻め方をすればマーケティング戦略で勝ち残れることができるのか?などなど。かなり濃い内容ですが若干結果論をベースに描いているので物足りなさを感じてしまう人も多いかもしれません。
発売自体も1994/01という本なのであくまで参考程度に読み物として読むにはいいかもしれないですね。
売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則の/レバレッジメモ
- 「一番手の法則」
他に優っていることよりも、先頭を切ることのほうが大事なのだ。最初の顧客の心に入り込むことの方が、最初に入り込んだ商品より自分の商品の方がベターであると人に納得させることよりもはるかに容易なのである。 - どんなカテゴリーであれ、市場をリードするブランドはほとんどといっていいくらい、顧客の心に最初に入り込んだブランドである。あるカテゴリーで一番手になれないときは、一番手になれるカテゴリーをこしらえよ。
- あなたが新商品を開発するとき、真っ先に問題にすべきことは「この新商品は競合の商品よりもどこが優れているのか?」ではなくて。「どこが新しいか?」ということである。
- 顧客の心に入り込む一番効果的な方法はまずネガティブ面を認めてそれをポジティブ要素に変えることだ。
売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則/まとめ
なにはともあれ、市場で勝利を収めるにはなんでも1番手になれとのことを内容では常に訴えかけています。個人的には1994/01当時はこの内容でも面白かったのですが、今現在この情報を丸々鵜呑みにすることは難しいかと感じました。
マーケティング関連を極めたい方々には根っこを知るという意味合いでは必読をお薦めできますが、普通にマーケティングが好きだ!というくらいではあまりお薦めしない本になると思います。
興味があれば是非。
売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
posted with amazlet at 09.10.04
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