グーグルアナリティクスはザックリ見るのがコツ

少々語弊を招くかもしれない題名でエントリーしましたが、グーグルアナリティクス(Google Analytics)を有効活用したいのであれば、指標やアクセス数などの数字は『ザックリ見るのがコツ』です。

グーグルアナリティクス(Google Analytics)はザックリ見るのがコツ

JavaScriptを有効にしていないユーザーのデータは取得できない為、取得できるデータが完璧じゃないのは周知の通り。取得できないデータは6%~10%近くにも上るそうです。

だからって別に懸念することなんて無く、逆に考えれば90%ものデータが取得できているんですね。100%なんて無理なんだから90%もデータが取れるなら十分施策のうちようがあるというものです。

大体でいいんですよね。ほんとに。

6%~10%取得できないデータに悲観するよりも、目の前にある90%を大切に活かしましょう♪それがコンバージョン率向上への第一歩です。

おまけ:グーグルアナリティクスの設置を躊躇う理由

アクセス解析が導入されていない企業や有料アクセス解析を設置している企業などに相談を受けた際に、グーグルアナリティクスの設置をお薦めすることが多いのですが、かなりの確実で無料のグーグルアナリティクスの設置は躊躇われます。

これは会社の規模が大きくなればなるほど比例していくようです。

グーグルアナリティクスを躊躇う理由

あんなに高機能なツールが無料である

無料より怖いものはないそうです…。これはワードプレスを使わずにムーバブルタイプ使っているクライアントも同じことをいっていたことがあります。

データの取得が完璧ではない

JavaScriptを有効にしていないユーザーのデータは取得できない為、データ自体が完璧ではないのでそれらのデータを元に施策を行っても現状打破できるとは思えないと懸念する。

グーグルがデータを取得して裏で何かやっているのではないか?

そんなのナンセンス過ぎて話しにならない。

上記の様にグーグルアナリティクスの設置を躊躇うクライアントも多いわけですが、あんなに高機能で無料のものの導入を躊躇する理由がみつからないです。タダなんだから使えばいいじゃない!ユニクロを見習いましょう♪

下記は衣袋さんのInsight for WebAnalyticsからの引用ですが、是非とも参考にしておきたい文章です。

不完全を基にして意志決定するのはリスクがあるというのはもっともらしい。数字がつじつまが合ってなく完全でない時の意志決定は高くつくだろう。しかし現実世界に、完全などないということ。当り前のように思えるが、そうとも言えない。アクセス解析特有の問題は、データ収集や集計分析のために不完全なシステムに頼っているということ。この不完全な手法は、cookieやJavaScriptタグ、Firewallを通して飛んでくるデータといったものを含む。

下記の関連記事はだいぶ前のものですが、僕のアクセス解析の知識や経験はこの当時から進化してません。(小手先のテクニックなんかは進化してます。)根本や見方はすべてこの中にあると思います。ご参考までに。

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