リスティング広告とSEO、それぞれのロングテールキーワードの考え方の違い
『ロングテールキーワード否定派』ですよね?と、最近言われることが多いのですがこのブログを読まれている方に僕はどうも『ロングテールキーワード否定派』の印象を与えているようなので弁解してみます♪
ロングテールキーワード否定派という印象を与えた記事は恐らく、リスティング広告はキーワードが多いほど良いって本当?という記事や、リスティング広告はキーワード選び&量が最重要という嘘という記事が恐らく原因かと。。。
リスティング広告とSEO、それぞれのロングテールキーワードの考え方の違い
おっしゃるとおり、僕はこのブログ経由で何度かロングテールキーワードでの施策を否定していますが、僕はロングテールキーワードを全否定しているわけでなく、なんとなくでロングテールキーワード施策を行っている場合は辞めておいた方がよいですよ?といいたかったんですね。
そもそもリスティング広告とSEO、それぞれのロングテールキーワードの考え方は全く違うんですね。SEOではロングテールキーワードでの施策はもはや必須。商品が100個あるネットショップであれば100個以上での施策を行わなくてはいけないでしょう。もっともっと具体的に言えば、キーワード数はかなり無限増殖的に洗い出せますね。
しかしリスティング広告でのロングテールキーワードはかなり関係のないキーワードまでロングテールキーワードと認識されているようです。あまりに関係のないキーワードでの施策はかなり無意味になりかねません。
そして、総じてロングテールキーワードでのコンバージョン率は低い。これも僕はロングテールキーワードを受け入れにくい要因の一つです。リスティング広告施策でキーワードごとのコンバージョン率を一番重要視する場合、ロングテールキーワード過ぎるキーワードでの施策はあまりにあてにならないんです。
言ってみればロングテールキーワードでのリスティング広告施策は、非常にギャンブル性が強いです。今月はたまたまコンバージョンがとれました。はい、来月は?なんて感じで神経をすり減らす思いだけは避けたいものです。
だからといってロングテールキーワードでの施策を全くやらないのか?と言われれば答えはNOです。やります。お薦めのロングテールキーワード施策は広告グループ単位でコンバージョン率やクリック単価などを計測します。数百、数千ワードはいっている寄せ集めの広告グループなので、キーワードごとに管理するよりもこの方が効率がいいんです。そして決して高額入札はしません。自分がロングテールキーワードだと認識しているようなキーワードはほぼ最低単価で入札します。
リスティング広告とSEO、それぞれのロングテールキーワードの考え方の違い:まとめ
そんなわけでロングテールキーワード施策はリスティング広告担当者としてある程度行うべきですが、重要視し過ぎてもいけませんし、調子が悪いようならすぐに切り捨てる位の気持ちが重要です。その根本にあるものはやはり、リスティング広告のロングテールキーワードは有料であり、SEOでのロングテールキーワードは無料であるという部分でしょう。
無料で流入させることができるSEOのロングテール施策と、有料でしか流入させられないリスティング広告のロングテール施策。このあたりの考え方は人それぞれですが、あまりギャンブル性の強い施策はビジネスとしてお薦めできません。
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