一般的にオーバーチュアがアドワーズより受け入れられる3つの理由

語弊があるかも知れませんが、アドワーズは凄い!使いやすい!コンバージョンが取れる!などといっていても、詰まるところリスティング広告を行う上でオーバーチュアははずせません。今現在も【アドワーズは運用していないがオーバーチュアは運用しています。】という方が多いのも事実。

そこで一般的にオーバーチュアがアドワーズより受け入れられる訳を書き出してみたいと思います。

オーバーチュアが受け入れられる3つの理由

  1. 広告掲載先がyahoo!である
  2. 電話サポートがある
  3. ランディングページに最適ではないキーワードでも入札しやすい

1,広告掲載先がyahoo!である

日本の検索エンジン市場にとってこれほど大きいUSPはないのかもしれません。広告がyahoo!に掲載されるというだけで「まずは抑えておきたい」意識にかられてしまいます。【インターネット = yahoo!】という意識が消えない限り、これ以上の優位性はないと思います。

2,電話サポートがある

初心者には何事にも変えられない安心感ですね。ちょっと困っただけで電話対応してくれるのはありがたい。こういった細かいことにも対応できるオーバーチュアは正直凄いと思います。たとえそれがヘルプに書いてあることであろうとも、電話をすれば即解決。

アドワーズは電話サポートはありませんが、ほとんどの解決策がヘルプに書いてあります。品質スコアのロジックだってなんでも書いてますが、項目が多すぎて最初の方は見る気がしません。このあたりは初心者離れに繋がる要因でしょうね。

※上記について加筆修正いたします。
babylog_itaba様よりコメントで頂きましたとおり、アドワーズの電話サポートを確認しました。一般公開はされていないので非公開とのことです。これは知らなかったなぁ。。。そういった意味ではやはりオーバーチュアの方が敷居は低いですね。
 

3,ランディングページに最適ではないキーワードでも入札しやすい

皮肉なことにオーバーチュアのシステムは脆弱です。その為にロングテールキーワードと呼ばれる様々なキーワードでの入札が比較的安易に可能です。

それに対しアドワーズはランディングページに最適ではないキーワードはかなりの確率で品質スコアが低下し、高額入札を迫られます。俗に言うグーグルスラップというものですね。これには様々な改善策がありますが一般的なユーザ-は『高額入札を迫られた = グーグルスラップ』と認識をしてしまい、アドワーズから離れる傾向が強いです。

オーバーチュアがアドワーズより受け入れられる3つの理由:まとめ

皮肉なことにアドワーズは高機能であり、ユーザーへ正しい情報を届けることを目的としているが故、リスティング広告ではどうしてもオーバーチュアよりは今一歩飛び出せないのが現状ではないでしょうか。

結論で言えばどんな商材でもオーバーチュア・アドワーズどちらも運用することをお薦めはします。片方だけで施策をしているのはリスク以外の何物でもありません。

個人的にはアドワーズの方が好きですが、120%結果を出せ!といわれるなら、有無を言わずオーバーチュアを選びます。

執筆/掲載記事

▲