部分一致と完全一致で迷っている方へ、完全一致編
前回の記事で部分一致の定義、メリット、デメリットは理解して頂けたと思います。今回は完全一致編をお送りします。
完全一致とは?
原則として入札していないキーワードで検索された場合には広告表示がされません。
尚、スポンサードサーチにはマッチドライバーという完全一致の補完機能がデフォルトで備わっておりますが、そこまで神経質になることはあまりないでしょう。マッチドライバーが気になる方は下記の記事を参考にしてください。
完全一致のメリット
- 想像した見込み顧客にピンポイントで訴求できる
- 広告費の消化が少ない
完全一致はピンポイントでの訴求になるので、上記2点のメリットを得ることができるでしょう。
完全一致のデメリット
- インプレッション数が極端に減り、チャンスロスに繋がる
- 想像できないキーワードで検索をかける見込みユーザーに訴求できない
当然のことながら登録したキーワードで検索をかけられた場合でのみインプレッションが発生するので、キーワードの登録数次第では部分一致よりも大幅に訴求幅は狭まりますので要注意です。
尚、アドワーズはヘルプ内で完全一致と部分一致を比較して下記の様に書いています。
完全一致では、部分一致に比べて表示回数、クリック数、コンバージョンが少なくなる可能性があります。ただし、包括的なキーワード リストを注意深く構築していれば、お客様の商品やサービスによりターゲットが絞られたトラフィックを獲得できます。
※アドワーズの言うとおり、ピンポイントでの訴求は可能であり、注意深くキーワードを細かく設定していれば良い結果を見ることができますが、そうでない場合は完全一致の使用はあまりお薦めできるものではありません。
部分一致と完全一致で迷っている方へ、完全一致編:まとめ
今回は完全一致編として完全一致のアドワーズ、スポンサードサーチそれぞれの定義、メリット、デメリットを書き出しました。次回は部分一致と完全一致を上手に使い分ける方法をお届けします。
※アドワーズ限定のフレーズ一致に関しては、あまり使用する機会がありませんので言及しません。
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