CSS Nite Google Analyticsを使ったWebアクセスログ解析とサイトへの反映/まとめ
昨日開催されたCSS Nite LP, Disk 8「Google Analyticsを使ったWebアクセスログ解析とサイトへの反映」へ当日参加で行ってきました。
出演は大内 範行氏(アユダンテ)、衣袋 宏美氏(クロス・フュージョン)、権 成俊氏(ゴンウェブコンサルティング)、石井 研二氏(HARMONY)、小杉 国太郎氏(グーグル)という豪華メンバーの為、是非とも参加したかった次第です。
下記は各セッションを聞いた中での個人的なまとめになります。当日参加できなかった方などのご参考になれば幸いです。
CSS Nite LP, Disk 8/まとめ
小杉 国太郎氏(グーグル)
- サイト内検索のデータは希少
- サイト変更やppcで流用可能
衣袋 宏美氏(クロス・フュージョン)
3つの解析視点
- 推移を見る (トレンド)
- 比較する (ベンチマーク)
- 分類してみる (セグメント)
- トレンド分類は月次・週次・日次でみる
- 行動促すためにベンチマーク(目標)が必要
- Step1.まずトレンドから定常水準であるトレンド線を引く。平日と休日の場合もある
- Step2.新規とリピータのセグメントで見てみよう。すると3/15は違うトレンドだと分かる
- 経路分析は困難だからシナリオ分析。途中の寄り道は無視。
- Google Analytics の4つの分析、集客→トラフィック、接客→コンテンツ、成約→コンバージョン、再訪問→ユーザー
- ROIとしては新規顧客獲得より既存顧客保持の方が高い。さらに成熟したサイトにおいて、PVアップよりも成約率改善のほうがROIが良い。
大内 範行氏(アユダンテ)
- 自分基準をもつ
- サイトの芯を強くする
- ユーザーに寄り添う
- 直帰には理由がある
- 調べ物コンテンツは長期の間接効果までみる
- キーワードをグループに分ける
- 訪問者にしっかりと向き合う
- [仮説は間違う]でもそれでもいい。大事なのは間違った場合に、次をどうするか?という仮説を立てること
- アクセス解析に大事なのは様々なサイトをみて得てきた経験値
※アクセス解析で人と企業は成長できる
石井 研二氏(HARMONY)
- 散布図を使うと指標が分かりやすい
- 施策日記をつけることが大事
権 成俊氏(ゴンウェブコンサルティング)
- アクセス解析は立場で使い方が変わる
- 直帰率を省いた指標でみる
- アドバンスセグメントでブランドネームを(含む)(含まない)で分析する
- 予測の数字を出すと、制作費などに投資しやすくなる
※Web人材はゼネラリストであれ
ゼネラリストとは?
いろいろな分野の知識や能力をもっている人。
CSS Nite LP, Disk 8/感想
こんなアクセス解析オールスターの方々のお話が消えることは滅多にないので本当に勉強になりました。行ってよかった!
こんな濃い一日でしたが、僕が一番印象に残ったスライドは下記のものになります。
アクセス解析の本当の効果
- 思いを共有すると早く進む
- 他部門/社内調整も自信をもって
- チームが成長する
アクセス解析に取り掛かる最大の要因は「売上を伸ばすため」だと思います。しかしながらアクセス解析を学ぶことによって様々な恩恵があります。
僕自身、アクセス解析を触りだし、得ることが出来たものはとてもここに書き出せないくらい山ほどあります。何度も仮説を立てて何度も失敗を繰り返して行く内に、どんどん「仮説」の質が向上してきた気もします。
大内さんがおっしゃっているように、失敗も成功も含めて「アクセス解析に大事なのは様々なサイトをみて得てきた経験値」なんだと思います。
やっぱりアクセス解析は面白いなぁ。。。
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