コンバージョンタグを貼らない愚か者
リスティング広告において、コンバージョンタグを貼らないということは、必然的に効果測定ができず、費用対効果度外視で施策をするということであり、リスク以外のなにものでもありません。
勿論テレビCMや雑誌広告、ポスティングだったりタウンページやラジオの様に完璧に計測できないものであっても、何かしらの分析が可能な計測方法は取るべきです。
※電話番号を広告ごとに変更したり、パラメータを付けてアクセス解析で分析するなど。
大事なのは「仮説」、そしてその「質」
Web施策では様々な仮説の元に施策を立てます。それらはコンバージョンタグが貼ってあったり、アクセス解析が完璧に導入されていても100%の仮説を立てることはできません。
しかしながらコンバージョンが正しく設置されていない状態での仮説は、今まで以上に仮説として成り立ちにくい、質の悪い仮説になってしまいがちです。
現に、効果測定を測っていない方々の仮説は度肝を抜かれるような仮説が飛び出してきたりしますが、こちらにも信憑性のあるデータが存在しない為に納得させることができず、結局そのミーティングは何も解決しないまま終わってしまう可能性が高いです。
経験上、アクセス解析を導入していなかったり、コンバージョンタグを貼っていなくて効果測定を測っていない方々へは、どんなデータや事例を出しても納得することはないでしょう。
どれだけ労力を費やしても机上の空論となっていまう場合が多いです。
コンバージョンタグを貼っていない、又はアクセス解析でコンバージョン定義をしていない方にアドバイスする場合は、まずコンバージョンタグを貼る、はアクセス解析でコンバージョン定義する、そしてしばらく待つ。それから本格的にアドバイスなどをした方がよさそうです。
万が一、施策を行わなければいけない場合は?
そんな時にはあらかじめ目標とする指標を決めておきましょう。ブランディングが目的ある場合は平均滞在時間であったり、平均ページビュー数などが指標として使われやすいですし、特定のページを閲覧した場合にコンバージョンと設定するのも良いでしょう。
しかしながら、コンバージョンを計測できないリスティング広告の最適化は、思っている以上に難しいのが現状です。
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