ネットショップ運営のリピーターを育てるメールマガジンの極意、2つの方法
先日のネットショップを運営する際に必ず忘れてはいけない3つの簡単なことという記事の補足記事になります。
今回はネットショップ運営のリピーターを育てるメールマガジンの極意を書き出してみたいと思います。リピーターを育てるのは楽ではありませんが、一番お金のかからない施策なので是非とも取り組みたい施策の一つです。
※生活必需品やコスメなどの消耗品は”リピーター”が利益をもたらします。
メールマガジンの極意、2つの方法
メールマガジン施策で大事なのは、分析とセグメントです。
メールマガジンの分析
メールマガジンでのリピート促進にて、どのようなメールマガジンを送った時にどの程度反応があったのか?を実際に分析をしているショップ運営者は本当に少ないです。メールマガジンを配信したことに満足し、自己満足になっている場合は、どんな内容の時のどのくらい反応を取ることができるのか?を把握することで、ある程度売上を操作することができます。
※メールマガジンの効果測定をGoogle Analyticsで行う場合はグーグルアナリティクスでメールマガジンからのアクセスを図る方法を参照下さい。
購入履歴でユーザーをセグメント化する
この施策を行っていない業界も結構多かったりします。購入頻度や直近の購入データからある一定のセグメントをかけ、そのセグメントごとにメールマガジンの内容を変更します。内容を変更するというよりは、強弱をつけるというのがもっともらしい表現になるかもしれません。
キャンペーン告知であれば直近で商品を購入しているユーザーには当たり障りのない豆知識のようなメールマガジンを配信します。
1か月近く購入履歴のないユーザーには前回の商品の再購入を促すような内容にすると良いでしょう。消耗品の場合、タイミング良く購入促進を促すようなメールマガジンを送ると、かなりの確率でコンバージョンが発生する場合があります。
※消耗品は予め商品の平均消耗時間を捉えて、前回の購入時より換算して自動配信されるようなシステムも有効です。
3か月以上購入がなく、メールマガジンを送っても滅多に購入しないユーザーへはある程度訴求力のあるキャンペーンを送りましょう。生半可な割引では反応しない場合もあるので、データを蘇らせるという意味でも、強烈な半額キャンペーンなどをそのユーザー用に用意してもよいかもしれません。まずはもう一度購入癖をつけさせることがここでの目的です。
ネットショップ運営のリピーターを育てるメールマガジンの極意、2つの方法:まとめ
メールマガジンの内容や施策を考えるのは結構面倒だったりしますが、これらの施策を行うことで確実にリピートは促進し、その分だけ利益は増えていきます。「会員数が多くなってきたらやろう!」という担当者が非常に多いですが、メールマガジンでしっかりと予測どおりの反応を取ろうと思うと必ず「経験」が必要になってくるので、ネットショップ開設当時から試行錯誤していきましょう。
また、どのような文面・キャンペーンで反応があるのか?等は必ずデータとして保存しておくことをお薦めします。
関連記事
最近の記事
- 今、付き合っている運用型広告代理店は大丈夫なのか、今後どのように運用型広告代理店を選定しどのように付き合うべきなのか、を見極める術2016年09月28日
- 経営の力2016年03月11日
- 当たり前のことを当たり前にこなす人は総じて「当たり前のレベル」が高い2016年03月07日
- これから独立する君へ知っておいてほしい15のこと2016年02月10日
- 2015年に読んだけど紹介しなかった良書13選2016年01月18日