広告文施策は中々、正解！というものが無いために、常に改善を強いられる施策の一つです。
広告文はクリックさせてナンボではありますが、実はクリックさせるテクニックと同様に、無駄なクリックを誘発させないテクニックも必要不可欠であることは、中々語られていません。

今回は広告文をクリックさせないテクニックをお送りします。

秘儀！広告文をクリックさせないテクニック

例えば、相場からいえば決して安くないこだわり系のデジカメを扱っているECサイトの入札キーワードに【格安 デジカメ 通販】というキーワードがあるとしましょう。このキーワードに対する広告文の題名は【格安のデジカメ通販】などが一番望ましいのですが、格安のデジカメを扱ってない以上、格安思考のユーザーを無駄に引き寄せてもコンバージョンは生まれません。

そんなときは【こだわり系のデジカメ通販】などという広告文で、興味のあるユーザーだけを引き寄せるような広告文で訴求することで、「格安のデジカメを探してたけど、こだわり系も良いかもしれないな」と潜在的に考えているユーザーに訴求することができ、結果的に無駄なクリック料金を払わず、尚且つ潜在的なコンバージョンも獲得できるようになるかもしれません。

広告文をクリックさせないテクニック：まとめ

つまり、先日お伝えしたリスティング広告で意識しなければいけない競合調査の中に出てくる、“勝負するべき広告グループ”ではクリックさせることが重要ですが、”正面から勝負するべきではない広告グループ”ではクリックさせないテクニックが必要不可欠になります。

この辺りに気づかずに施策してしまうと、気づかないうちに火傷をしてしまうなんてこともありますのでご注意を。

個人的には今回の”広告文をクリックさせないテクニック”の考え方を理解できているか？そうでないか？という部分で、施策の費用対効果は大きく変わる傾向があると考えています。