リスティング広告施策を行うものにとってCPA(顧客獲得単価)の話は避けて通れないモノになっていますが、このCPAばかりに囚われてしまうと大きなビジネスチャンスを逃すことになってしまっているかもしれません。

CPAだけが重要ではない

リスティング広告施策を行う際の成功指標はCPAとされがちですが、それはリスティング広告施策を単体で見た場合です。
リスティング広告施策を何の為にしているのか？を考えれば自ずと答えは見えますが、ビジネスを拡大するため、売上を拡大するために他なりません。

ビジネス、売上の拡大を視野に入れた場合、CPAは低く抑えるに越したことはありませんが、CPAを低く設定することで更なるチャンスロスが発生しては全く意味が無いのです。

大事なのは獲得数の最大化とCPAとのバランス

本当に注目して頂きたいのはコンバージョンの最大化とCPAのバランスです。

どれだけコンバージョン数が増えても利益度返しでCPAを設定していては意味がありませんし、CPAがかなり低くてもコンバージョンが滅多に発生しないのでは全く意味がありません。

リスティング広告代理店に頼んでいる方は担当者がCPAばかりに気を取られていないか？バランスは気にしているのか？を探ってみるのも良いかもしれませんし、自分自身がCPAだけに過度な期待を寄せていないか？を再確認してみましょう。

このバランスを予め見定めていないと、あまり良い成果は見込めません。

以前に検索順位はSEOの成果指標にならないという記事を書いたことがありますが、SEO同様、リスティング広告も正しい施策に対する知識もある程度は必要かもしれません。