Google AdWords、広告サイトリンク機能が全キャンペーンで利用可能に

今まで一定の品質基準を満たした広告を運用しているアカウントのみで利用可能であったGoogle AdWordsの広告サイトリンク機能が、全アカウントにて利用可能になりました。

実際に広告予算が大幅に高くなっているものに限らず、確認できるかぎり、すべてのアカウントで設定可能となってしまいます。

ただし、これまでのサイトリンクの形状とはことなり、最大掲載リンクである4つのリンクは、縦2つ横2つではなく、横に4つ並んで配置されるようになり、これらがどのように作用するのかは、まだわかりません。
※一部の広告では、2010.06.30現在も縦2つ横2つで表示されており、様々な形態があるようですね。

以前の縦横2つづつの形状の場合、特定のキーワードで広告表示させた際に、クリック率が1.5倍ほどに向上した経緯があり、サイトリンク機能は見逃せない機能の一つでもあります。
※クリック率が1.5倍になるのは、かなり驚異的な数字です。

AdWords-site-link

設定は、AdWordsログイン後、任意のキャンペーンの[設定]より、[広告設定オプション]、[サイトリンク]にて行えます。
広告に表示するリンクは10個まで入力できますが、実際に表示されるのは4つのサイトリンクになります。

また、サイトリンク機能を利用し、Google Analyticsを使用している場合には各リンク先URLへ、パラメータを仕込まなければ、それぞれのクリック動向を分析することができませんので、注意が必要です。
Google Analyticsでオーバーチュアを計測する方法にて解説済み
 

サイトリンクは有効?

MarkeZineの記事、検索連動型広告って本当に効果があるの?利用するうえで知っておきたい大前提でもお伝えしたように、特定のキーワードでの検索結果ページにおける独占率を上げるためにも有効な手段です。

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