競争の激しいBIGキーワードの対処法

競合が多すぎたり、入札価格が高騰してしまっているBIGキーワードへの入札は気が引けるものですし、扱い自体が非常に難しいのがこのBIGキーワードへの対処法ではないでしょうか。

そんなBIGキーワード対処法に、2つの選択肢を容易してみました。ご参考になれば幸いです。

選択肢その1、BIGキーワードで勝負する

競争が激しく、入札価格が高騰してしまうBIGキーワードで、競合他社と勝負する場合には、完全武装して勝負しなければ、無駄な予算を消化してしまうだけ、なんてことになりかねません。

そんな時は、利益とコンバージョン率(CVR)から、論理的に適切な入札価格を導き出し、BIGキーワード市場へ参入しましょう
競争の激しいBIGキーワードの対処法1
まず、ある程度ECサイトの運用に携わっていれば、平均購入額や利益率、更に特定のキーワードでサイトを訪れた場合のコンバージョン率などは、データとして把握しているものとします。
上記の例でいえば、”A”というBIGキーワードでサイトを訪れたユーザーは、100人に1人商品を購入し、その平均購入額が5,000円だとします。
ということは、5,000円の予算で100人サイトに連れてくる事が出来たら、理論上は1人購入してくれるので、損はしませんね。

競争の激しいBIGワードの対処法2
5,000円 ÷ 100人 = 50円
つまるところ1人あたりを50円でサイトへ誘導できれば、損はしないのですから、”A”というBIGキーワードで勝負を挑むのであれば、50円を入札価格の上限とすればよいのです。入札価格が50円より上になってしまうと損をしてしまう可能性がありますが、50円以下であれば、損をするようなことは、理論上はありえなくなります。

※ ここでは利益率を100%として計算しています。

選択肢その2、競争の激しいBIGキーワードでは勝負しない

保険や金融関係、また士業関連などの競争が激しく、入札価格が高騰しがちな業界では、そもそも競争の激しいBIGキーワードでは勝負しないという選択肢も重要です。

選択肢その1でお伝えした利益とコンバージョン率(CVR)から導き出す手法で、入札価格自体がとんでもない数字になる場合は、BIGキーワードでの競争には参加せずに、複合ワードや表記ゆれキーワードなどに照準を絞って、「勝負できるところで勝負する」ことが重要になってきます。

競争の激しいBIGキーワードの対処法:まとめ

限られた予算の中で成果を出すには「勝負できるところで勝負する」ことが非常に重要です。この作業を見誤り、1ヶ月の平均値だけで物事をみてしまうと、「CPA維持してるね~ Thx.」みたいな感じで終わってしまいます。その施策は、実はもっともっと改善できる施策なのかもしれませんよ?

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